50代は洋服をどこで買う？プチプラおすすめ10選 【12月・1月】

アラフィフ世代になると、体型の変化や好みの移り変わりで、今まで着ていた服がなんとなくしっくりこなくなること、ありますよね。

そうなると「新しい洋服をどこで買うべきか分からない…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。ネット上にはたくさんのショップがあって、選択肢が多すぎると逆に選べなくなってしまいますよね。

この記事では、そんな迷いを解消できる、あなたにピッタリのブランドを見つけるお手伝いをします。

50代は洋服をどこで買う？失敗しないプチプラファッション選びのコツ

高見えする服｜アラフィフのシルエットの法則

年齢を重ねるにつれて、以前は似合っていたはずの服がなぜか安っぽく見えてしまったり、若作りしているように感じられたりすること、ありませんか？これは加齢に伴う肌の質感や体型の変化によるもので、実は多くの女性が抱える共通の悩みなんです。でも、アイテム選びの視点をほんの少し変えるだけで、プチプラであっても大人の品格を損なわずに素敵に着こなすことは十分可能ですよ。

まず注目したいのがサイズ感です。体型を隠そうとして大きすぎるサイズを選んでしまうと、かえってだらしなく見えたり、着太りしてしまったりする原因になってしまいます。大人の女性に必要なのは「計算されたゆとり」なんです。例えば、首や手首、足首といった関節部分を見せる「3首見せ」を意識してみると、全体に抜け感が生まれて、すっきりとした印象になりますよ。

また、通販サイトで購入する際は、モデルさんの画像だけでなくスタッフさんの着用画像をチェックしてみてくださいね。自分に近い身長や体型のスタッフさんが着ている写真を見ることで、丈感やシルエットをよりリアルにイメージできるようになります。これらのポイントを押さえておけば、ネット通販での失敗をぐっと減らせるはずです。

高見えする服｜素材選びの法則

シルエットと同じくらい大切なのが「素材選び」です。ペラペラの薄い生地は、どうしても肉感を拾いやすく、体のラインを強調してしまうことがあります。大人の女性がプチプラで高見えを狙うなら、素材感には少しこだわってみましょう。

おすすめなのは、ハリのあるボンディング素材や、目の詰まった厚手のニットなどです。これらは生地そのものがしっかりとしているため、ボディラインを曖昧にしつつ、高級感を演出してくれます。特に2025年の冬はブラウンやモカといった暖かみのある色がトレンドで、これらの色は私たちの世代の肌を優しく、上品に見せてくれるのでおすすめですよ。

目的別！洋服をどこで買うべきか分かるブランドポジショニング

数あるプチプラブランドの中から自分に合うものを見つけるには、それぞれのブランドが得意とするスタイルや利用シーンを知っておくことが大切です。ここでは、50代の女性から支持を集めている主要10ブランドを比較し、それぞれの特徴を整理してみました。

ブランド名	主な特徴と強み	価格帯・雰囲気	こんな人におすすめ
Pierrot	サイズ展開豊富 高見えパンツ	安価～中価格 きれいめ	仕事や行事で使える きちんとした服が欲しい
aquagarage	裾上げ不要パンツ 配送が早い	安価 ベーシック	お直しの手間を省きたい 日常着を揃えたい
Kobe Lettuce	圧倒的な安さ あったか機能	超安価 カジュアル	家着や近所への外出用に コスパ重視
Classical Elf	体型カバー オーバーサイズ	安価 トレンド	お腹や腰回りを隠したい 旬の服が着たい
ur’s	品質重視 コンサバ	中価格 エレガント	ホテルランチや保護者会 少し良い服が欲しい
titivate	デザイン性 着映えニット	中価格 トレンド	服で個性を出したい 地味になりたくない
Re:EDIT	最旬トレンド カーブパンツ	中価格 モード	ファッションを楽しみたい O脚を隠したい
coca	ヤク風ニット シンプル	安価 ナチュラル	チクチク素材が苦手 旅行の移動着が欲しい
and Me	大人カジュアル リブスカート	安価 ラフ	楽な着心地が好き 細見えも叶えたい
SAISON DE PAPILLON	骨格ウェーブ向け 華やか	中価格 フェミニン	顔まわりを明るく見せたい 女性らしい服が好き

このように、各ブランドには個性があるんです。

例えば、お仕事や学校行事にはPierrotやur’sが頼りになりますし、家でのリラックスタイムやご近所へのお買い物にはKobe Lettuceやaquagarageが大活躍します。

体型カバーを最優先したい場合はClassical ElfやRe:EDITを選ぶと安心ですね。ご自身のライフスタイルや「ここを解決したい！」という悩みに合わせて選んでみてくださいね。

【詳細】50代洋服どこで買う？プチプラブランド徹底解説

【Pierrot】サイズ展開豊富！きれいめオフィスカジュアル

Pierrotは、シンプルで清潔感のある「きれいめスタイル」を提案しているブランドです。

50代の女性にとって嬉しいのが、その豊富なサイズ展開なんです。標準的なサイズだけでなく、低身長さん向けの「Pサイズ」や高身長さん向けの「Tサイズ」が用意されているので、パンツの丈直しをする必要がありません。自分にぴったりのサイズが見つかると、まるでオーダーメイドのような美しいシルエットになりますよ。

特に人気なのが「高見えパンツ」シリーズや、自宅で洗える「ウォッシャブルニット」です。これらはオフィスや学校行事にも対応できるきちんとした見た目でありながら、お手入れが簡単という実用性も兼ね備えています。毎日忙しい中でも、清潔感のある装いを保ちたい方にとって心強い味方になってくれるはずです。

一方で、ニット製品に関しては一部で「毛玉ができやすい」という声もありますが、これは着用後にブラッシングをするなどのケアで長く愛用することができますよ。また、シルエットがきれいな分、ゆったり着たい方はワンサイズ上を選ぶのも一つの方法です。

【aquagarage】時短とおしゃれを両立する実力派

広島県を拠点とするaquagarageは、「上質・低価格」を掲げ、日常着としての使いやすさを追求しているブランドです。

ここで特筆すべきは、ハサミで裾を切って長さを調整できる「セルフカットパンツ」シリーズです。50代、特に小柄な女性にとってパンツの丈詰めは悩みの種ですが、この商品は自分でお好みの長さにカットできて、しかもほつれてこないので、お直しの手間と費用がかかりません。

また、配送のスピードと梱包の丁寧さにも定評があるんです。多くのショップが送料削減のために商品を圧縮して送る中、aquagarageはふんわりとした状態で届けてくれることが多いため、届いてすぐに着られます。「急な寒波で明日着る服がない！」といった状況でも頼りになりますよ。

デザインはベーシックなものが多く、流行を追いすぎないため、手持ちの服とも合わせやすいのが魅力です。普段着としてはもちろん、旅行の移動着としても重宝します。派手さはありませんが、日々の生活を快適にしてくれる堅実なブランドといえます。

【Kobe Lettuce】家着や近所使いに最適なコスパ

関西発のKobe Lettuce(神戸レタス)は、その圧倒的な安さと商品回転率の速さが特徴です。若者向けのイメージがあるかもしれませんが、実は機能性インナーやルームウェアにおいて50代の愛用者がとても多いブランドなんです。特に冬場に人気なのが「裏シャギー」シリーズのアウターやボトムスです。

見た目は普通のスウェットやカットソーですが、裏地が毛布のようなシャギー素材になっており、着た瞬間から暖かさを感じられます。価格も非常に手頃なので、家事をする際や近所のスーパーへ買い物に行く際の防寒着として、汚れを気にせずガシガシ使えるのが最大のメリットです。暖房費の節約にもつながるエコなアイテムとも言えそうですね。

高級感のあるお出かけ着というよりは、「ワンシーズンで着倒す」あるいは「リラックスウェアの更新」という目的で利用するのがおすすめです。割り切って使うなら、これほどコストパフォーマンスの高いブランドは他にないかもしれません。

【Classical Elf】体型カバーに強いオーバーサイズ

Classical Elfは、トレンドを取り入れたカジュアルなデザインと、徹底的なオーバーサイズ設定が特徴です。Javaコラボなどのアイテムに見られるユニセックスやアウトドアテイストは、気負わない日常着として人気があります。このブランドの最大の強みは、お尻やお腹周りといった50代が気になる部分を物理的にすっぽりと覆い隠してくれる点なんです。

例えば、お尻まで隠れる丈感のボアブルゾンや、体のラインを拾わないビッグシルエットのスウェットなどは、体型へのコンプレックスを忘れさせてくれる安心感があります。あえて大きめの服を着ることで、相対的に華奢に見せる効果も期待できますよ。

注意点としては、作りがかなり大きめであることです。普段Lサイズを着ている方がMサイズを選んでもまだ余裕があるというケースも少なくありません。購入の際は、いつものサイズより1〜2サイズダウンを検討してみるといいですよ。また、商品によっては開封時に染料の臭いが気になることがありますが、これは陰干しや洗濯で解消されることがほとんどです。

【ur’s】ホテルランチも対応可能なコンサバ・エレガント

ur’sは、人気ブランドtitivateの姉妹ブランドであり、よりターゲット年齢層を高めに設定しています。そのため、デザインはコンサバティブで落ち着いたものが多く、50代女性が着ても違和感のない上品さを備えています。価格帯は他のプチプラブランドより少し高めですが、その分生地の厚みや縫製がしっかりしているので、品質への信頼感は抜群です。

特にミラノリブ素材を使用したセットアップやニットは、スーツのようなきちんと感がありながら、着心地はニット特有の柔らかさを持っています。ホテルでのランチや保護者会、観劇など、少し改まった場所にふさわしい服を探している場合に最適です。

「安っぽい服を着て恥ずかしい思いをしたくない」という不安を持つ方にとって、ur’sは失敗のない選択肢になりますよ。数回洗濯してもへたりにくい耐久性も、長く大切に着たいと考える世代のニーズにぴったりです。

【titivate】1枚で着映えするデザインニットが充実

titivateは、トレンドのデザイン性を重視しており、着るだけでコーディネートが完成するような「主役級」のアイテムが豊富です。シンプルな服ばかりだと地味に見えてしまう、あるいは服で少し個性を出したいと考える50代の方におすすめです。

例えば、袖や裾にフリルがあしらわれたカーディガンや、複雑な編み地のニットなどは、アクセサリーをつけ忘れてもサマになります。また、こうした装飾的なデザインは視線を分散させる効果があるため、結果として体型の悩みをカモフラージュすることにもつながるんです。クロスデザインのニットなどは、バストラインやお腹周りを自然に隠してくれる優秀なアイテムですよ。

ただし、シューズ類に関しては「硬くて痛い」という声も見受けられるため、まずは洋服、特にニットやワンピースから試してみるのが良いでしょう。華やかなアイテムを取り入れることで、冬の装いがぱっと明るくなりますよ。

【Re:EDIT】トレンドの「カーブパンツ」で旬な装い

Re:EDITは、サステナビリティへの配慮と高いファッション感度を両立させているブランドです。他のプチプラブランドよりも一歩進んだモードなデザインが多く、年齢を重ねてもファッションを楽しみたいという意欲的な女性に支持されています。

2025年のトレンドである「バレルレッグ（カーブ）パンツ」は、樽のような丸みのあるシルエットが特徴です。一見難しそうに見えますが、脚のラインを全く拾わないため、実はO脚や太ももの張り、ふくらはぎの大きさといった脚の悩みを全て隠してくれる、50代にこそおすすめしたいアイテムなんです。

また、低身長向け（Cサイズ）や高身長向け（Tサイズ）の展開もあるため、丈詰め不要でトレンドのシルエットを楽しめます。ただの体型隠しではなく、「攻めの体型カバー」として、新しいファッションに挑戦してみてはいかがでしょうか。

【coca】「ヤク風ニット」が大人気！大人のシンプル服

「大人のためのファストファッション」を掲げるcocaは、シンプルで着回しのきくモノトーンやアースカラーのアイテムが中心です。実店舗も多いため、実際に手に取ったことがある方もいるかもしれません。色合わせに悩みたくない、朝のコーディネートを楽にしたいという方にとって非常に使い勝手の良いブランドです。

冬の主力商品である「ヤク風ニット」シリーズは、高級獣毛であるヤクの風合いを再現しており、チクチクせず、軽く、そして暖かいのが特徴です。乾燥肌でウールの刺激が苦手な50代にとって、ストレスフリーな着心地は何物にも代えがたい魅力ですよね。また、シワにならず速乾性のある「エンボス加工」のワンピースなどは、帰省や旅行の移動着として不動の人気を誇ります。

非常に人気が高いため、シーズン初めに売り切れてしまうこともしばしばあります。気になるアイテムがあれば、在庫があるうちに早めに確保することをおすすめします。

【and Me】頑張りすぎない大人のリラックスカジュアル

and Meは、気負わない「大人カジュアル」を得意とするブランドです。トレンドを意識しつつもルーズすぎないシルエットや、絶妙な色出しが特徴で、日常着として自然体おしゃれを楽しみたい方に浸透しています。

特に2025年冬のヒットアイテムであるリブニットタイトスカートは、肉厚な素材を使用しているため体のラインを露骨に拾いません。「タイトスカートはもう無理」と諦めていた50代の方でも、暖かさとすっきりとした見た目を両立できるとして高く評価されているんです。また、ロゴ入りのスウェットなども子供っぽくならないデザインになっており、大人の外しアイテムとして優秀です。

「とにかく楽で、想像以上に細く見える」という着心地と見た目の良さを両立したアイテムが多いため、家着の延長でおしゃれを楽しみたい方にぴったりですよ。

【SAISON DE PAPILLON】骨格を美しく見せるフェミニンニット

SAISON DE PAPILLONは、「仕事しててもママしてても、輝く女性へ」をコンセプトに、女性らしい曲線美を活かすデザインを得意としています。特にニット製品の品質が高く、骨格ウェーブタイプの方に似合うようなフェミニンなアイテムが豊富です。

首元や袖口にパールがあしらわれたトップスは、ネックレスをしなくても顔まわりを華やかに見せてくれます。50代になると肌のくすみが気になりがちですが、こうしたディテールがあることで表情を明るく見せる効果が期待できますよ。また、異素材を組み合わせたドッキングワンピースなどは、二の腕をふんわりカバーしつつ、重くなりがちな冬のコーデに軽やかさを与えてくれます。

全体的にコンパクトで細身の作りが多いため、サイズ選びには注意が必要です。ゆとりを持って着たい場合はワンサイズ上を選ぶか、サイズ表の肩幅などをしっかり確認することをおすすめします。

50代のレディースプチプラ服は「悩み解決」でどこで買うか選ぶ

ここまで10のブランドを紹介してきましたが、大切なのは「どのブランドが一番か」ではなく「どのブランドが今の自分の悩みを解決してくれるか」という視点です。最後に、通販でのお買い物を成功させるためのポイントをまとめました。

• レビューは星の数だけでなく身長と体重が近い人の感想を読む
• 「着丈」と「身幅」を手持ちの服と比較してサイズを選ぶ
• 配送予定日を確認し余裕を持って注文する
• シワになりにくい素材（エンボス、ボンディング）を選ぶと管理が楽
• 「高見え」には生地の厚みと縫製のきれいさが重要
• オフィスや行事用ならPierrotかur’sが安心
• 体型カバー最優先ならClassical Elfのオーバーサイズを活用
• 日常着の更新や家着ならKobe Lettuceやaquagarageのコスパが優秀
• 肌触りに敏感ならcocaのヤク風ニットやPierrotの機能性ニット
• トレンドを楽しみたいならRe:EDITのカーブパンツに挑戦
• 顔まわりを華やかにしたいならSAISON DE PAPILLONのパール付き
• 返品・交換ポリシーは購入前に必ず確認しておく
• 冬のアウターは「重さ」を確認し軽量なものを選ぶと肩が凝らない
• 人気アイテムはシーズン初めに売り切れるため早めの行動が吉
• 自分の優先順位（価格、品質、機能）を明確にしてショップを選ぶ