ユニクロで作る30代メンズのオフィスカジュアルの正解。予算1万円台からの高見えコーデ

2025年7月8日

30代になり、職場での立場も変わってくると、服装にも相応の「きちんと感」と「大人らしさ」が求められるようになります。しかし、毎日のコーディネートを考えるのは大変で、かといってハイブランドで全身を固めるのは現実的ではありません。

そんな悩める30代のビジネスマンにとって、まさに救世主となるのがユニクロです。シンプルで高品質、そして圧倒的なコストパフォーマンスを誇るユニクロのアイテムを賢く活用すれば、誰でも簡単におしゃれで清潔感のあるオフィスカジュアルスタイルを構築することができます。

この記事では、「何を買えばいいか分からない」という方のために、30代メンズがまず最初に揃えるべきユニクロの「三種の神器」を徹底解説します。

さらに、それらの基本アイテムを使った、月曜日から金曜日まで迷わずに済む鉄板の着回しコーディネート術を具体的に提案。この記事を読めば、ユニクロのアイテムがいかにオフィスカジュアルに最適であるかが分かり、明日からの服選びが劇的に楽になるだけでなく、周りからも「素敵！」と一目置かれる存在になれるはずです。

30代がまず買うべきユニクロの基本アイテム
清潔感と大人っぽさを両立するコーデの秘訣
予算を抑えて高見えさせるアイテム選び
明日から真似できる1週間の着回し術

30代メンズがまず揃えるべきユニクロの「三種の神器」

POINT

①ジャケット：感動ジャケット
②パンツ：スマートアンクルパンツ
③シャツ：スーパーノンアイロンシャツ
④インナー：エアリズムコットンクルーネックT
⑤ニット：エクストラファインメリノクルーネックセーター

①ジャケット：感動ジャケット

30代のオフィスカジュアルにおいて、ジャケットはまさにコーディネートの核となるアイテムです。ユニクロの「感動ジャケット」は、その名の通り、一度袖を通すと誰もが感動するほどの機能性と美しさを兼ね備えています。プロゴルファーのアダム・スコット選手と共同開発されたこのジャケットは、驚くほど軽量で、縦にも横にも伸びる2WAYストレッチ素材を使用しているため、デスクワークや移動中でもストレスを感じさせません。

さらに、汗をかいてもすぐに乾くDRY機能を搭載しており、夏場でも快適な着心地をキープ。洗濯機で丸洗いできるイージーケア性も、忙しいビジネスマンにとっては非常に嬉しいポイントです。シルエットは、ビジネスシーンにふさわしい、すっきりとした現代的なデザイン。ネイビーやグレーといった定番色を選べば、どんなインナーやパンツとも合わせやすく、一着持っているだけでオン・オフ問わず大活躍します。

まさに、価格、機能性、デザインの全てにおいて、30代メンズの最初の一着としてこれ以上の選択肢はないと言えるでしょう。

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②パンツ：スマートアンクルパンツ

ジャケットと並んで重要なのが、コーディネートの土台となるパンツです。ユニクロの「スマートアンクルパンツ」は、多くのファッションのプロからも絶賛される、非の打ち所がない名作パンツとして知られています。

その魅力は、計算され尽くした美しいテーパードシルエットにあります。腰回りには適度なゆとりを持たせつつ、裾に向かって緩やかに細くなっていくデザインは、脚を長く、そしてすっきりと見せてくれる効果があります。

くるぶしが見えるアンクル丈が、コーディネートに軽快さと抜け感をプラス。革靴はもちろん、ローファーやきれいめのスニーカーとも相性抜群です。ウエストはゴム仕様で、ベルトなしでも快適に着用できるリラックス感も魅力。

それでいて、ベルトループもしっかりついているため、ベルトを締めれば、よりフォーマルな印象にも対応可能です。ウールライクな素材を選べば、本格的なスラックスにしか見えないほどの高級感を演出できます。

ポイント：「感動ジャケット」とセットアップで着用できる「感動パンツ」もおすすめ。同素材で揃えれば、スーツのようなきちんと感を演出しつつ、快適な着心地を実現できます。

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③シャツ：スーパーノンアイロンシャツ

ジャケットの下に着るシャツは、その人の清潔感を左右する最も重要なパーツです。ユニクロの「スーパーノンアイロンシャツ」は、忙しい30代のビジネスマンにとって、まさに革命的な一枚と言えます。その最大の特徴は、洗濯後、アイロンをかけなくてもシワがほとんど気にならない、驚異の形態安定性です。綿100%でありながら、特殊な加工によってこの機能を実現しており、洗いざらしのままでもパリッとしたきれいな状態を保ちます。

これにより、アイロンがけという面倒な家事から解放され、朝の準備時間を大幅に短縮することができます。シルエットも、ビジネスシーンで使いやすいように、程よくスリムに設計されています。襟の形も美しく、ジャケットを羽織った時の収まりも完璧です。まずは、どんな場面でも使える万能な「白」と、知的で爽やかな印象を与える「サックスブルー」の2色を揃えておくことをおすすめします。

このシャツを知ってしまうと、もう他のシャツには戻れないかもしれません。

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④インナー：エアリズムコットンクルーネックT

ジャケットスタイルを少しカジュアルダウンさせたい時や、クールビズ期間中に活躍するのが、きれいめなTシャツです。ユニクロの「エアリズムコットンクルーネックT」は、オフィスカジュアルに最適なTシャツの決定版と言えるでしょう。見た目は上質なコットンTシャツそのものですが、肌に触れる内側は、ユニクロが誇る高機能素材「エアリズム」になっています。

これにより、汗をかいてもベタつかず、常にサラリとした快適な着心地が持続します。また、表面のコットン素材は、程よい光沢感があり、一枚で着ても下着っぽく見えないのが最大のポイント。ジャケットのインナーとして着用した際に、Tシャツとは思えないほどの上品な印象を与えてくれます。首元の詰まったクルーネックのデザインも、だらしなく見えない重要な要素です。

白や黒、ネイビーといったベーシックカラーを数枚持っておくと、コーディネートの幅がぐっと広がります。

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⑤ニット：エクストラファインメリノクルーネックセーター

秋冬シーズンのオフィスカジュアルに欠かせないのが、上品なニットです。ユニクロの「エクストラファインメリノクルーネックセーター」は、その品質の高さと価格のバランスから、「奇跡のニット」とまで呼ばれるほどの人気アイテムです。直径19.5マイクロンの極細メリノウールを100%使用しており、カシミヤに匹敵するほどの滑らかな肌触りと、美しい光沢感が特徴です。

薄手でありながら暖かく、ジャケットの下に着ても着ぶくれしないため、レイヤードスタイルに最適。シャツの上に重ねて優等生風の着こなしも良いですし、Tシャツの上に直接着て、よりミニマルで洗練された印象に見せるのもおすすめです。洗濯機で手軽に洗えるマシンウォッシャブル仕様なのも、日常使いには嬉しいポイント。ダークグレーやブラック、ネイビーといった定番色に加え、ワインやダークグリーンなどの差し色を揃えておくと、コーディネートのアクセントとして重宝します。

このニット、本当に肌触りが最高なんです。チクチク感が全くないので、Tシャツの上から直接着てもストレスフリー。毎年、色違いで買い足しています。

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【月〜金まで】ユニクロで作る30代メンズの鉄板コーデ術

POINT

【月曜】王道ネイビージャケットで好印象スタート
【火曜】グレーのワントーンで洗練された印象に
【水曜】ニット主体で知的なリラックス感を演出
【木曜】黒のセットアップで都会的なムード
【金曜】ポロシャツで叶えるきれいめカジュアルフライデー
【まとめ】ユニクロで賢く、お洒落なビジネスマンに

【月曜】王道ネイビージャケットで好印象スタート

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週の始まりである月曜日は、最もフォーマルで信頼感のあるスタイルで臨みたいものです。ユニクロの「感動ジャケット」のネイビーと、「感動パンツ」のグレーを組み合わせた、王道のジャケパンスタイルが最適です。このネイビー×グレーの配色は、ビジネスシーンにおける鉄板の組み合わせであり、知的で誠実な印象を与えてくれます。

インナーには、「スーパーノンアイロンシャツ」の白を合わせ、清潔感を最大限に引き出しましょう。足元は、黒のレザーシューズで引き締めるのがセオリーです。一見すると、数万円するセレクトショップのアイテムで組んだかのような、非の打ち所がないコーディネートが、ユニクロのアイテムだけで完成します。このスタイルなら、急な来客や重要な会議にも、自信を持って対応できるはずです。

【火曜】グレーのワントーンで洗練された印象に

火曜日は、少しだけ色味を変えて、洗練された大人の雰囲気を演出してみましょう。「感動ジャケット」と「感動パンツ」を、チャコールグレーやダークグレーの同色で揃えたセットアップスタイルがおすすめです。インナーには、「スーパーノンアイロンシャツ」のサックスブルーを合わせることで、グレーの持つ硬質な印象が和らぎ、爽やかさと奥行きが生まれます。

全体をダークトーンでまとめながらも、インナーで少しだけ色を差すのがお洒落に見せるコツです。足元は、ブラウンのレザーシューズを合わせると、洒脱なイタリアのビジネスマンのような、こなれた雰囲気をプラスできます。ワントーンコーデは、スタイルを良く見せる効果も期待できるため、ぜひ挑戦してみてください。

グレーのセットアップは、着るだけでお洒落に見えるので重宝しています。インナーを変えるだけで印象がガラッと変わるので、着回し力も抜群です。

【水曜】ニット主体で知的なリラックス感を演出

週の半ばである水曜日は、ジャケットを脱いで、少しリラックスしたスタイルはいかがでしょうか。「エクストラファインメリノクルーネックセーター」のダークグレーを主役に、インナーには白の「スーパーノンアイロンシャツ」を重ね着します。襟元と袖口から少しだけシャツを覗かせることで、きちんと感をキープしつつ、親しみやすい印象になります。

ボトムスには、「スマートアンクルパンツ」のブラックを合わせ、全体をモノトーンでまとめると、知的でミニマルなスタイリングが完成します。このコーディネートは、内勤の日や、比較的リラックスした雰囲気の職場に最適です。ジャケットを着ていない分、腕時計やメガネといった小物でアクセントを加えると、より一層お洒落度がアップします。

注意：ニットのサイズ感はジャストサイズを選ぶのが鉄則です。大きすぎるとだらしなく見え、せっかくの品の良さが半減してしまうので注意しましょう。

【木曜】黒のセットアップで都会的なムード

木曜日は、再びジャケットを羽織り、気持ちを引き締めましょう。ブラックの「感動ジャケット」と「感動パンツ」によるセットアップスタイルは、モードで都会的な印象を与え、30代の男性をシャープに見せてくれます。ただし、インナーまで黒にしてしまうと、少し威圧感が出てしまう可能性も。そこで、インナーには「エアリズムコットンクルーネックT」の白を合わせ、クリーンな抜け感をプラスするのがポイントです。

モノトーンでまとめたストイックなスタイルは、クリエイティブ系の職種の方や、ファッション感度の高さをアピールしたい場面で特に効果的です。足元は、黒のレザーシューズでも良いですが、あえて白のレザースニーカーを合わせて、スポーティーに着崩すのも現代的でおすすめです。

【金曜】ポロシャツで叶えるきれいめカジュアルフライデー

週末を控えた金曜日は、少しだけカジュアルダウンして、軽快なスタイルを楽しみたいものです。そんな時に活躍するのが、ユニクロの「ドライカノコポロシャツ」です。襟がついているため、Tシャツよりもきちんと見え、それでいてシャツよりもリラックス感があるポロシャツは、まさにビジネスカジュアルの優等生です。

ネイビーのポロシャツに、「スマートアンクルパンツ」のベージュを合わせれば、爽やかで好感度の高いコーディネートが完成します。ジャケットを羽織る場合は、「感動ジャケット」のグレーなどが好相性。足元は、ブラウンのローファーを素足風に履くと、季節感とこなれ感が一気に高まります。仕事終わりにそのままプライベートの予定にも行ける、汎用性の高いスタイルです。

豆知識：ポロシャツのボタンは、一番上まで留めるとモードな印象に、一つ開けるとリラックスした印象になります。TPOに合わせて調整しましょう。

【まとめ】ユニクロで賢く、お洒落なビジネスマンに

ユニクロのアイテムは、決して「安かろう悪かろう」ではありません。むしろ、世界のトップブランドと渡り合えるほどの品質と機能性、そして洗練されたデザインを、誰もが手に取りやすい価格で実現しています。今回ご紹介した「三種の神器」と着こなし術を参考に、ぜひあなただけのオフィスカジュアルスタイルを構築してみてください。ユニクロを賢く着こなすことで、経済的な負担を減らしながらも、周囲から一目置かれる、スマートで格好いい30代のビジネスマンを目指しましょう。