40代・50代のおばさん体型カバー!ぽっこりお腹解消ファッション

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40代・50代のおばさん体型カバー!ぽっこりお腹解消ファッション

「若い頃に着ていた服が、なんだか似合わなくなった…」「何を着ても、おばさん体型に見えてしまう…」40代・50代になると、そんなファッションの悩みが増えてきますよね。

特に気になるのが、ぽっこりお腹。おしゃれを楽しみたい気持ちはあるのに、体型カバーのことばかり考えてしまって、結局いつも同じような服を選んでしまう、なんてことはありませんか?

このおばさん体型コーデの悩み、実はあなただけではありません。多くの女性が同じように感じています。でも、諦めるのはまだ早いですよ。体型の変化は自然なこと。

大切なのは、今の自分を素敵に見せる方法を知ることです。この記事では、おばさん体型ファッションから卒業し、自信を持っておしゃれを楽しむための具体的なテクニックを、分かりやすくご紹介します。

  • 40代・50代の体型変化の原因と向き合い方
  • おばさん体型に見えないファッションの基本原則
  • ぽっこりお腹を隠すアイテム別コーデ術
  • 明日から実践できるスタイルアップのコツ
目次

40代・50代のおばさん体型になる原因とファッションの基本

40代・50代のおばさん体型カバー!ぽっこりお腹解消ファッション
POINT
  • 体型が変わる主な2つの理由
  • 「隠す」から「活かす」へ視点を変える
  • 印象が変わるおばさん体型コーデの基本
  • 着痩せを叶えるシルエットの法則
  • 品良く見せる素材選びのポイント
  • 色と柄を味方につける視線コントロール術

体型が変わる主な2つの理由

40代・50代のおばさん体型カバー!

40代・50代になると、なぜ体型が変化してしまうのでしょうか。その背景には、避けられない2つの大きな理由があります。

一つ目は、女性ホルモンの減少です。女性らしい丸みを帯びた体つきをサポートしていたホルモンが減少することで、脂肪のつき方が変わってきます。特にお腹周りや腰回り、背中などに脂肪がつきやすくなるのです。

二つ目は、基礎代謝の低下です。年齢とともに筋肉量が減少し、何もしなくても消費されるエネルギー量が減ってしまいます。若い頃と同じような食生活を送っていると、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなるわけですね。

これらの変化は、誰にでも起こる自然な現象。ですから、自分を責める必要は全くありません。大切なのは、この変化を理解し、今の体型に合ったおしゃれの方法を見つけることです。

「隠す」から「活かす」へ視点を変える

40代・50代のおばさん体型カバー!「隠す」から「活かす」へ視点を変える

体型の変化が気になり始めると、ついやってしまいがちなのが、ゆったりとした服で全身を「隠す」こと。しかし、この方法はかえって逆効果になることが多いのです。

全身を覆い隠すような服装は、身体のメリハリをなくし、かえって全体を大きく見せてしまう可能性があります。寸胴に見えたり、野暮ったい印象を与えてしまったりすることも。そこでおすすめしたいのが、「隠す」から「活かす」への視点の転換です。

気になる部分は上手にカバーしつつ、自分の身体の細い部分(首、手首、足首など)は積極的に見せていく。この「見せる」と「隠す」のメリハリこそが、洗練された大人の着こなしの鍵となります。自分の体型を受け入れ、今の自分を最も美しく見せる方法を知ることで、ファッションはもっと楽しくなりますよ。

ポイント

体型カバーの目的は、単に細く見せることだけではありません。

本当のゴールは、自信を取り戻し、ファッションを自己表現のツールとして再び楽しむことです。

印象が変わるおばさん体型コーデの基本

40代・50代のおばさん体型カバー!印象が変わるおばさん体型コーデの基本

素敵なおばさん体型コーデを実践するためには、まず基本を押さえることが大切です。難しく考える必要はありません。ちょっとしたポイントを意識するだけで、全体の印象はガラリと変わります。

まず大切なのは、「清潔感」です。どんなにおしゃれな服でも、シワがあったり、毛玉がついていたりすると、だらしない印象になってしまいます。アイロンをかける、毛玉を取るなど、基本的なお手入れを心がけましょう。

次に、「サイズ感」です。大きすぎず、小さすぎず、今の自分の身体にジャストフィットするものを選ぶことが重要。特に肩のラインが合っているかは、きちんと感を出す上で非常に大切なポイントになります。安易に大きいサイズを選ぶのではなく、計算されたオーバーサイズのデザインを選ぶなど、アイテム選びにも気を配りたいですね。

着痩せを叶えるシルエットの法則

40代・50代のおばさん体型カバー!着痩せを叶えるシルエットの法則

コーディネート全体の印象を決定づけるのが「シルエット」です。着痩せ効果の高い3つの基本シルエットを覚えておくと、服選びがぐっと楽になりますよ。

1. Iラインシルエット
アルファベットの「I」のように、縦にまっすぐなラインを強調するスタイルです。ロングカーディガンやジレ、センタープレスパンツなどが代表的なアイテム。縦のラインが生まれることで、すらりと細く、背を高く見せる効果が期待できます。

2. Aラインシルエット
アルファベットの「A」のように、裾に向かって広がるスタイル。Aラインのスカートやワンピースがこれにあたります。ウエスト周りはすっきり見せつつ、気になるお腹やヒップ、太ももを自然にカバーしてくれる、体型カバーの王道シルエットです。

3. Xラインシルエット
アルファベットの「X」のように、ウエスト部分をきゅっと絞るスタイル。ベルトでウエストマークしたり、ウエストがシェイプされたデザインの服を選んだりすることで作れます。

キュッと締め付けなくても、例えば膨張色のベージュのワンピースに、収縮色の黒いベルトをするだけで目の錯覚で引き締まって見えます。

寸胴に見えがちな体型にメリハリを与え、女性らしい曲線美を演出できます。

品良く見せる素材選びのポイント

40代・50代のおばさん体型カバー!品良く見せる素材選びのポイント

見落としがちですが、実は「素材感」も体型の見え方を大きく左右する重要な要素です。大人の女性が意識したいのは、「ハリ感」と「落ち感」です。

ハリのある素材

適度な厚みと硬さがある素材のこと。高品質なコットンやリネン、厚手のジャージーなどが挙げられます。このタイプの素材は、身体のラインを拾いすぎないため、お腹周りや背中の気になる凹凸を滑らかにカバーしてくれます。特にワンピースなどで選ぶと、上品で綺麗なシルエットを保ちやすいですよ。

落ち感のある素材

「とろみ素材」とも呼ばれ、身体のラインに沿ってしなやかに流れる素材です。レーヨンや高品質なポリエステルなどが代表的。身体に張り付くことなく、優雅なドレープが生まれるので、女性らしい柔らかさを演出しつつ、体型をさりげなくカモフラージュしてくれます。特にブラウスなどのトップスで取り入れると、着膨れせず上品な印象になります。

注意したい素材

逆に避けたいのが、薄すぎて身体にフィットしすぎる素材や、伸縮性が高すぎて身体のラインをすべて拾ってしまう素材です。

これらはぽっこりお腹を強調してしまう可能性があるので、注意しましょう。

色と柄を味方につける視線コントロール

40代・50代のおばさん体型カバー!色と柄を味方につける視線コントロール術

色や柄の力を借りれば、視線を上手にコントロールして、スタイルアップを狙うことができます。

まず基本となるのが、「収縮色」と「膨張色」の使い分けです。黒やネイビー、チャコールグレーといった暗い色は「収縮色」と呼ばれ、引き締めて見せる効果があります。気になる下半身に使うのが効果的です。

一方、白やベージュ、パステルカラーなどの明るい色は「膨張色」といい、大きく見せる効果があります。こちらは視線を集めたい顔周りなどに使うと、表情が明るく見えますよ。

柄物を取り入れるなら、縦のラインを強調するストライプ柄がおすすめです。着痩せ効果が非常に高い柄と言えるでしょう。逆に、太いボーダー柄など横のラインが強調されるものは、体を横に広く見せてしまう可能性があるので少し注意が必要です。小花柄やドット柄など、細かい柄は視線を分散させてくれるので、体型を曖昧に見せる効果も期待できます。

ぽっこりお腹を隠す!40代・50代の体型カバーファッション

POINT
  • おばさん体型ファッションから脱却するトップス選び
  • ぽっこりお腹を隠すボトムスの選び方
  • 一枚で決まるワンピース選びのコツ
  • 体型カバーを叶える最強の羽織りもの
  • 小物を活用してスタイルアップ

おばさん体型ファッションから脱却するトップス選び

上半身の印象を左右するトップスは、選び方次第で体型カバーの強い味方になります。おばさん体型ファッションから卒業するためのポイントは3つです。

1. 着丈
中途半端な丈は、ぽっこりお腹をかえって目立たせてしまう原因に。選ぶなら、腰骨あたりで終わる短めの丈か、お尻まですっぽり隠れるチュニック丈のどちらかがおすすめです。特に、前後の長さが違うデザインは、前だけボトムスにインする「前だけイン」がしやすく、こなれ感とスタイルアップを両立できます。

2. ネックライン
首元は、縦のラインを意識しましょう。VネックやUネック、スクエアネックなど、デコルテ部分に開きがあるデザインは、顔周りをすっきりと見せ、視線を上に集めてくれる効果があります。

3. デザイン
ウエスト周りがふんわりと広がるペプラムデザインのトップスは、気になるお腹を自然にカバーしてくれる優秀アイテム。また、シンプルなTシャツの上にベストを重ねるレイヤードスタイルも、お腹のラインを曖昧にしてくれるのでおすすめです。

ぽっこりお腹を隠すボトムスの選び方

ぽっこりお腹を上手にカバーするには、ボトムス選びが非常に重要です。シルエットとウエストのデザインに注目してみましょう。

パンツスタイル

最もおすすめなのが、「テーパードパンツ」です。腰回りや太ももにはゆとりがありつつ、足首に向かって細くなるシルエットなので、履き心地の良さと美しいラインを両立できます。縦のラインを強調してくれるセンタープレス入りを選ぶのが鉄則です。
ワイドパンツを選ぶ際は、硬くて広がりすぎる生地は避け、とろみのあるような「落ち感素材」を選びましょう。トップスをコンパクトにまとめる「ゆるピタ」バランスを意識するのが成功の鍵です。

スカートスタイル

下半身全体をカバーしたいなら、「Aラインスカート」や「フレアスカート」が最適。ウエストから裾に向かって広がるシルエットが、気になる部分をすべて隠してくれます。
また、布が重なり合うデザインの「ラップスカート」は、自然なウエストラインを作りつつ、お腹周りを優しくカバーしてくれるので、上品な印象に仕上がります。

ウエストのデザインもチェック!

前から見るとすっきりしているのに、後ろだけゴム仕様になっているパンツは、楽ちんときれい見えを両立できるのでおすすめです。

お腹周りのタックが開いてしまうのが気になる方は、ノータックのデザインを選ぶとすっきり見えますよ。

一枚で決まるワンピース選びのコツ

コーディネートに悩まず一枚でスタイルが完成するワンピースは、忙しい大人の女性の強い味方です。ただし、デザイン選びを間違えると、寸胴に見えてしまうことも。

選ぶべきは、ウエストにメリハリが生まれるデザインです。ベルト付きのシャツワンピースや、高めの位置でウエストが切り替えられているデザイン、ウエストマークができるラップデザインなどがおすすめです。これらは自然なくびれを演出し、スタイルアップを叶えてくれます。

素材選びも重要で、前述の通り、身体のラインを拾わない「ハリのある素材」を選ぶのがポイント。すとんとしたシルエットでも、生地にハリがあれば肉感を拾わず、きれいなラインを保ってくれます。また、インナーにサロペットやジャンプスーツを選ぶのも非常に効果的。上半身から下半身までが一本の線で繋がるため、強力なIライン効果で驚くほどスタイルが良く見えますよ。

体型カバーを叶える最強の羽織りもの

40代・50代のおばさん体型カバー!体型カバーを叶える最強の羽織りもの

いつものコーディネートに一枚プラスするだけで、劇的に体型カバー効果が高まるアイテムがあります。それが、ジレやロングカーディガンといった「羽織りもの」です。

これらのアイテムを前を開けて羽織ると、身体の前面に2本のまっすぐな縦のラインが生まれます。このIライン効果によって、胴体の幅が視覚的にぐっと狭く見え、気になるお腹周りや腰回りの側面を完全に隠してくれるのです。

シンプルなTシャツとパンツの組み合わせも、ロングジレを一枚羽織るだけで、一気におしゃれで洗練された印象に変わります。気になる部分を隠しながら、縦長効果でスタイルアップもできる、まさに40代・50代の体型カバーにおける最強アイテムと言えるでしょう。季節に合わせて素材を変えれば、一年中活躍してくれますよ。

小物を活用してスタイルアップ

40代・50代のおばさん体型カバー!小物を活用してスタイルアップ

洋服だけでなく、小物使いもスタイルアップには欠かせない要素です。視線を上手に操ることで、全体のバランスを整えることができます。

アクセサリー

胸元に長いV字のラインを作ってくれるロングネックレスは、上半身にIライン効果をもたらし、すっきり見せてくれる簡単なテクニックです。また、顔周りに大ぶりのイヤリングやピアス、華やかなスカーフなどを持ってくると、視線が自然と上に集まり、気になるお腹周りから注意を逸らすことができます。

ベルト

前述の通り、ベルトはXラインを作るための必須アイテム。ワンピースやチュニックの上からウエストマークするだけで、メリハリが生まれ、脚長効果も期待できます。

小物はコーディネートの仕上げであると同時に、体型カバーの戦略的ツールでもあります。まずは手持ちのシンプルな服に、ロングネックレスを一本加えるところから試してみてはいかがでしょうか。その効果にきっと驚くはずです。

Q. 全身黒っぽい服装は着痩せしますか?

確かに黒は収縮色で引き締め効果がありますが、全身を真っ黒で固めてしまうと、重く、暗い印象になり、かえって老けて見えてしまうことがあります。顔周りに明るい色のトップスやスカーフを取り入れたり、素材感の違うものを組み合わせたりして、どこかに「抜け感」を作ることが大切です。

Q. 若い人向けのお店で服を買うのはアリですか?

もちろんアリです。ただし、デザインだけでなく、素材の質や縫製などをしっかりチェックすることが大切です。プチプラブランドでも、高見えする上質な素材感のアイテムはたくさんあります。ベーシックなアイテムを上手に取り入れて、大人ならではの品のある着こなしを目指しましょう。

40代・50代のファッションで体型カバーする総まとめ

この記事では、40代・50代の女性が抱える体型のお悩みを解決し、ファッションをもっと楽しむためのポイントを解説しました。最後に、大切な要点をリストで振り返ってみましょう。

  • 体型変化はホルモンと代謝が原因の自然な現象
  • 自分を責めず今の身体に合ったおしゃれを知ることが大切
  • 全身を「隠す」のではなく「見せる」と「隠す」のメリハリを意識する
  • 着痩せの基本はIライン・Aライン・Xラインの3つのシルエット
  • 身体のラインを拾わない「ハリ素材」と優雅な「落ち感素材」を選ぶ
  • 収縮色と膨張色を戦略的に使い分ける
  • 縦のラインを強調するストライプ柄は強い味方
  • トップスは短め丈かチュニック丈が正解
  • ネックラインはVネックなど開きのあるデザインですっきり見せる
  • ボトムスはセンタープレス入りのテーパードパンツが万能
  • ワンピースはウエストマークできるデザインを選ぶ
  • ロングジレやカーディガンは最強の体型カバーアイテム
  • ロングネックレスやスカーフで視線を上に集める
  • ベルト活用でくびれを演出し脚長効果を狙う
  • 何よりも大切なのはファッションを楽しむ気持ち
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この記事を書いた人

Fashion Magazineは、ファッションの悩みを減らして、ファッションを楽しむWEBメディアです。
コスパよくファッションを楽しみたい30代、体型が変わって何を着たら良いかわからなくなったアラフォーと、おば見えしたくない50代の編集部員が、実際に試した情報をお届けします。

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