アナザーアドレスの口コミ評判｜メリットとデメリットは？

アナザーアドレスは大手百貨店の大丸松坂屋が運営するファッションレンタルサービス。

ユニクロとコラボしたハイブランド「MARNI（マルニ）」、キャリア女性定番服「Theory(セオリー)」など、なかなか手が届かないハイブランドの洋服が、月額5500円（2024年4月からは月額5940円）からサブスクでレンタルできます。

• ファッションレンタルってどういうサービス？
• アナザーアドレスってどんなサービス？
• どんなブランドがあるの？
• 借りたい服が借りられるの？

・・・などなど、疑問がありますよね。

実際に使った人から、匿名の口コミを独自調査！ツイッターやインフルエンサーではない、公平な口コミです。

編集長がプライベートで利用しているアナザーアドレスの着用画像もあります。

ファッションレンタルとは

アナザーアドレスは大丸松坂屋が運営しているファッションレンタル。エアークローゼットやアールカワイイなど、同じようなファッションレンタルと比較すると、スタイリストのコーディネートがなくて、利用料もちょっとお高め。

それでも、アナザーアドレスにしかないサービスが人気です。

アナザーアドレスの特徴

アナザーアドレスは大手百貨店が手がけるファッションレンタルということで、Maison Margiela（メゾンマルジェラ）、MARNI（マルニ）、MM6（エムエムシックス）などインポートのハイブランドがレンタルできます。

ファッションレンタルには、「プロのスタイリストがコーディネートした洋服をレンタルするタイプ」と「レンタルする服を自分で選ぶタイプ」がありますが、アナザーアドレスは「レンタルする服を自分で選ぶタイプ」です。

「プロのスタイリストがコーディネートした洋服をレンタルするタイプ」は、選んでもらえるので便利ですが、自分好みの服が届かないこともあります。

アナザーアドレスは、好きなブランドの着たい服を自分で選んでレンタルするので、自分の好きな洋服や似合う洋服がわかっている方におすすめです。

利用している年齢層は、他のファッションレンタルは20代〜40代が中心ですが、アナザーアドレスは20代から80代までと幅広い年代の女性が利用しています。

2023年3月から、メンズアイテムの取り扱いがスタートしました。ジェンダーレスで洋服を楽しめます。

アナザーアドレスの料金

アナザーアドレスにはライトプラン・スタンダードプラン・スタンダードプラスプランの３つのプランがあります。

ライトプラン	月額5,500円(~3/31) 月額5940円(4/1~)	レンタルチケット１枚、配送チケット２枚
スタンダードプラン	月額11,880円(~3/31) 月額12,430円(4/1~)	レンタルチケット３枚、配送チケット２枚
スタンダードプラスプラン	月額22,000円	レンタルチケット5枚　配送チケット4枚
レンタルチケット追加	1枚 4,400円(~3/31) 1枚 4,620円(4/1~)
配送チケット追加	1枚 1,100円(~3/31) 1枚 1,155円(4/1~)
安心保障サービス	1回550円	1回の注文につき保障をつけることができます

レンタルチケット１枚で1アイテムのレンタルができます。有効期限は12ヶ月です。

例えば、スタンダードプランの場合、レンタルしたいアイテムが２つしかない場合は、レンタルチケットを２枚使用して、残りの１枚は翌月以降に繰り越すことができます。

配送チケットは、１枚で片道分の配送チケットを消費します。配送チケットの有効期限は、付与月を含む15ヶ月です。

例えば、レンタルしたアイテムが気に入って延長した場合は、レンタルチケットは延長したアイテムの分消費しますが、配送チケットは消費しないので繰越ができます。

レンタルチケットと配送チケットは追加購入もできます。レンタルしたいアイテムがたくさんあって、チケットが足りないときは追加できるので、タイミングを逃したくない時に安心です。

アナザーアドレスを使ってどんなメリットがある？

ハイブランドの洋服を着ることができる

アナザーアドレスの取扱ブランドは100以上。Maison Margiela（メゾンマルジェラ）、MARNI（マルニ）、MM6（エムエムシックス)などのインポートブランドから、Theory(セオリー)、EPOCA(エポカ)などのキャリア系ブランド、CELFORD(セルフォード)、FRAY I.D(フレイアイディー)、JILLSTUART(ジルスチュアート)などのカワイイ系ブランドまで、人気ブランドの服を選ぶことができます。

1着数万円の洋服をレンタルできる

アナザーアドレスの洋服は、1着1万円程度の服もありますが、ハイブランドの服は1着数十万円の服もあります。

例えば、Maison Margielaのワンピースは参考価格243,000円です。月額の利用料で、すぐに元がとれてしまうので、とてもお得です。

毎月の洋服代が安くなる

1ヶ月の洋服代はいくら使っていますか？アナザーアドレスの利用料金は、ひと月に1着だと5,500円。ひと月に3着だと11,880円です。

Theoryの服を1着買ったら、２〜3万円はかかります。ハイブランドの服を購入したら数十万円かかりますよね。

アナザーアドレスを利用することで、毎月の洋服代をかなり抑えて安くすることができます。

高価な服の着心地を試して購入できる

アナザーアドレスでは、レンタルして気に入った洋服やバッグを購入できます。

無理して高い洋服を買っても、「コーディネートしにくい」「すぐにシワになって、着るたびにアイロンがけするのが面倒」など意外と使えない服ってありませんか？

高い洋服をアナザーアドレスで1ヶ月試して、気に入ったら購入できるのは、買い物を失敗せずに済みます。

購入は「新品購入」と「割引購入」ができます。レンタルしたアイテムは誰かがレンタルした中古品。

中古品ではなくて新品を購入したい場合は、「新品購入オファー」で参考価格の10％OFFで購入できます。

「割引購入」はアイテムがレンタルされた回数で割引になります。15回以上レンタルされた人気のアイテムは70％OFFになりますよ。

【口コミ】アナザーアドレスの良い点３つあげるとしたら？

アナザーアドレスのデメリットは？

デザイン性が高いファッショナブルな服が多い

アナザーアドレスは、ハイブランドや百貨店に入っているような有名ブランドの服がサブスクでレンタルできます。

デザイン性が高くファッショナブルなので、おしゃれに関心がない人が多い環境では、浮いてしまうかもしれません。

まわりから浮いてしまう心配がある方は、ベーシックでシンプルなアイテムもあるので、そういうアイテムをレンタルすることもできます。

ひと月に1回のレンタル

ファッションレンタルの中には、ひと月に何回も交換してレンタルできるサービスもありますが、アナザーアドレスは、ひと月に1回の交換です。

お気に入りの服が返却されて、レンタルできるようになっても、レンタルチケットが足りないとレンタルできません。

ひと月に1回以上レンタルしたい場合は、別料金でレンタルチケットを購入することになります。

自分で選ばなくてはいけない

ファッションレンタルサービスの中には、プロのスタイリストがコーディネートした洋服が送られてくるサービスもありますが、アナザーアドレスは、自分でレンタルしたいアイテムを選ぶタイプのサービスです。

「自分に似合う服がわからない」「誰かに選んで欲しい」という人には、「自分で選ばなくてはいけない」というのはストレスになります。

借りたいアイテムが借りれないことがある

Maison MargielaやMarniなど、「特定のブランドの服をどうしてもレンタルしたい！」という方もいます。人気があるアイテムは、返却されたらすぐに、レンタルされていることがあるので、なかなかレンタルできません。

借りたいタイミングで、人気ブランドのアイテムが、借りれないこともあります。

でも、借りることができなくても、レンタルチケットの期限は12ヶ月なので、期限内だったらいつでも使用できます。

【口コミ】アナザーアドレスの悪い点

アナザーアドレスで届く服

アナザーアドレスには100以上のブランドの服、バッグ、アクセサリーがあります。その中から、自分で選んだアイテムが届きます。

どんなブランドがある？

アナザーアドレスの取扱ブランドをご紹介します。

3.1 Phillip Lim、ADORE、FRAY I.D、MACPHEE、Lauren Ralph Lauren、Theory luxe、TOCCA、Y'sなど幅広いテイストのブランドが取り扱われています。

このブランドたちの洋服が月額5,500円からレンタルできるのは、大丸松坂屋のチカラですね。

実際にレンタルしてみました。（2022年）

ISABEL MARANTイザベルマランのブラウス　参考価格66,000円、Weekend Max Maraウィークエンドマックスマーラのパンツ参考価格62,700円、Maison Vincentメゾン ヴァンサンのバッグ参考価格20,900円の合計149,600円をレギュラープランの11,880円でレンタルしました。

アナザーアドレスはビニールがかけられたハンガーにかかった状態で、届けられます。箱に入っているので、つぶされてシワになっていることはほとんどありません。AnotherAdressのロゴ入りハンガーはアイテム返却時に一緒に同梱します。

ISABEL MARANTイザベルマランのブラウスはユニクロの白いデニムとコーディネート。プリントの発色の良さとパイピングのデザインの大人可愛さが、さすがアナザーアドレスのアイテムです。

Weekend Max Maraウィークエンドマックスマーラのパンツは、シルク100％。手持ちの白いニットと合わせました。2022年夏にパジャマのようなファッションが流行りましたが、2023年は流行るのか微妙ですよね。一時的な流行はレンタルが一番です。

2023年リニューアル後のレンタル

アナザーアドレス は2023年2月にリニューアルしました。リニューアルでメンズファッションの取り扱いや、廃棄物になってしまう紙の段ボールから、継続利用できるガーメントバッグになりました。

RED Valentinoのジャンプスーツと08sircusのブラウスの２着をレンタル。毎月3着レンタルできるスタンダードプランを契約していますが、アナザーアドレスは使わなかった分は繰越できるので2着しかレンタルしなくても無駄になりません。

アナザーアドレス でレンタルした洋服：3月

アナザーアドレス でTOMORROWLAND collectionのジャンパースカートとMARNIのブラウスをレンタルしました。

ジャンパースカートは、たっぷりとした生地のAラインが美しく、MARNIのブラウスは、花の形のボタンや縫い目のステッチがきれいなのはさすがハイブランドです。

2023年11月

11月はアナザーアドレス で08sircusのエコファーコートとMEGMIURAのMA-１をレンタルしました。

エコファーのコートは毛並みで艶々で柔らかくお手頃なエコファーとは全く違う手触りです。MEGMIURAのMA-1はメンズのSサイズですが、Aラインでボリュームがある袖が可愛らしく、メンスでもエレガントに着こなせそうなコートです。

アナザーアドレスでは、洋服の画像に黒枠があるとメンズ、黒枠がないとレディースというようにすぐ分かるようになっています。

もし汚してしまったら

レンタルした服を汚してしまったらどうしよう？と不安になりますよね。でも、安心してください。日常的に使用する範囲の汚れは問題ありません。無償のクリーニングで対応してもらえます。

大きなシミやほつれは修繕費用や弁償金になる場合もあります。みんなが利用する洋服なので丁寧に使いたいですね。

アナザーアドレスをおすすめする人・おすすめしない人

アナザーアドレスをおすすめしない人はこんなタイプ

洋服にお金をかけたくない人

アナザーアドレスは月額5500円〜11,800円のお金がかかります。1着数万円の服がレンタルできるので、コスパがいいサービスです。しかしながら、そもそも洋服にひと月1万円もお金をかけたくない人には、高いサービスです。

他人が着た服に抵抗がある人

店舗で洋服を買う場合でも、他の人が試着した服はイヤという潔癖な方も、アナザーアドレスは向いていません。ちょっと毛玉があったり、ニオイがあったらダメという方も向いていないかもしれません。

新品だけが届く洋服レンタル「メチャカリ」もあるので、カジュアルな洋服が好きな方はメチャカリがおすすめです。

洋服を選んで欲しい人

ファッションレンタルは、プロのスタイリストに選んでもらうタイプ、自分で選ぶタイプがあります。
アナザーアドレスは、レンタルするアイテムを自分で選ぶタイプなので、選んで欲しい方には向いていません。

しかし、プロのスタイリストに選んでもらっても、ピンとこない洋服も届くので、自分で選んだほうが確実に好きなアイテムが着れます。

アナザーアドレスをおすすめする人はこんなタイプ

ファッションが好きな人

アナザーアドレスには上質でデザイン性が高い洋服やバッグがあります。プチプラでは出せない色や柄、1万円位のアイテムにはない上質な素材や贅沢な布使いのファッションがあります。

百貨店で扱うブランドレベルの洋服が好きで、いろいろな服を着たい方に、アナザーアドレスは最高です。

忙しくて服を買いに行く時間がない人

おしゃれが好きだけど、ゆっくり服を選ぶ時間がなかったり、仕事が忙しくて、洋服を選ぶ時間がない方、住まいの近所や通勤経路に大手百貨店がない方にも、アナザーアドレスはおすすめ。

レンタルした服を着てみて、気に入ったら新品購入もできるから、試着がわりに使えます。

ハイブランドの洋服を着てみたい人

ハイブランドの洋服は値段が高いだけのクオリティと価値があります。素材の質、デザイン、縫製など、違いがわかる人には、ひと目でわかります。

ハイブランドの洋服を買うのは、値段的に厳しいけれど、着てみたい方には、アナザーアドレスのファッションレンタルはコスパが良くてうれしいサービスです。

【口コミ】アナザーアドレスの評価