40代・50代になり、「赤い服は好きだけど、派手に見えないか心配」「どう着こなせばいいか分からない」と感じていませんか?
赤はエネルギーと自信を与えてくれる特別な色ですが、年齢を重ねると少し勇気が必要になることもありますよね。しかし、選び方や着こなしのコツさえ掴めば、赤は40代・50代の魅力を最大限に引き出してくれる最高の味方になるんです。
この記事では、大人女性に似合う赤いワンピースのコーデを中心に、春夏から秋冬まで一年中楽しめる、上品で洗練された赤の取り入れ方を詳しくご紹介します。
- 40代・50代に似合う上品な赤の選び方
- 赤コーデを派手に見せない配色のコツ
- 春夏秋冬、季節ごとの着こなしポイント
- ワンピースやカーディガンのおしゃれな着回し術
40代・50代向け赤コーデの基本|ワンピースから挑戦

- 赤を上品に着こなすための配色ルール
- 赤コーデ初心者におすすめのアイテム
- 40代・50代が似合う赤の選び方
- 素材感で差がつく赤アイテムの選び方
- スタイルアップするシルエットのコツ
- 春夏の赤コーデ着こなしポイント
赤を上品に着こなすための配色ルール
40代・50代が赤を上品に着こなす上で最も大切なのが、色の組み合わせです。赤を主役にしたら、他のアイテムはベーシックな色で引き立て役に徹するのが鉄則。具体的には、黒、白、ベージュ、ネイビー、グレーといったニュートラルカラーを合わせるのがおすすめです。
例えば、赤いニットに黒のパンツを合わせれば、シャープで都会的な印象になりますし、ベージュのスカートを合わせれば、柔らかく女性らしい雰囲気に仕上がります。コーディネート全体で使う色を3色以内に抑えると、まとまりが良く洗練された印象になるので、ぜひ意識してみてくださいね。
・黒、白、ベージュ、ネイビー、グレーと合わせる
・コーディネート全体の色は3色以内に
・赤を主役に、他は引き立て役と心得る
赤コーデ初心者におすすめのアイテム

いきなり赤いワンピースはハードルが高いと感じる方は、まずは小物や面積の小さいアイテムから取り入れてみるのがおすすめです。例えば、バッグや靴、スカーフなどで赤を「差し色」として使うと、いつものコーディネートがぐっと華やかになりますよ。
また、羽織りものであるカーディガンも挑戦しやすいアイテムの一つ。前を開けて着ることで赤の見える面積を調整できるため、派手になりすぎる心配がありません。顔まわりに近いアイテムに赤を持ってくると、レフ板効果で顔色を明るく見せてくれる嬉しい効果も期待できます。
40代・50代が似合う赤の選び方

一言で「赤」と言っても、その色合いは様々。40代・50代の女性には、鮮やかすぎる赤よりも、少し深みのある落ち着いた赤が似合います。例えば、ボルドーやワインレッド、テラコッタといった色は、大人の品格と落ち着きを演出してくれます。
さらに、ご自身のパーソナルカラーに合わせて赤を選ぶと、肌の透明感がアップし、より一層魅力的に見えますよ。簡単な見分け方を下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
パーソナルカラー | 似合う赤の傾向 |
---|---|
イエベ(イエローベース) | トマトレッドやコーラルレッドなど、黄みを含んだ温かみのある赤 |
ブルベ(ブルーベース) | ワインレッドやラズベリーレッドなど、青みを含んだ涼しげな赤 |
素材感で差がつく赤アイテムの選び方

大人のファッションでは、デザイン以上に「素材感」が重要になります。特に赤のような主張の強い色を品良く着こなすためには、素材選びが鍵を握ると言っても過言ではありません。
避けるべきは、薄すぎて体のラインを拾ってしまう生地や、安っぽく見える光沢のある素材です。おすすめは、しなやかでありながら適度な厚みとハリのある素材。上質なコットンやリネン、秋冬であればウールやジョーゼットなどを選ぶと、体の肉感を拾いにくく、美しいシルエットを保つことができます。マットな質感の素材を選ぶと、赤の強さが和らぎ、こなれた印象になりますよ。
スタイルアップするシルエットのコツ

年齢と共に変化する体型を美しく見せるためには、シルエット選びも大切なポイントです。体のラインを拾いすぎるタイトなデザインや、逆に体型を隠そうと大きすぎるサイズを選ぶのは避けましょう。
おすすめは、緩やかに広がるAラインや、縦のラインを強調するIラインのワンピースです。気になる腰回りやお腹周りを自然にカバーしつつ、全体をすっきりと見せてくれます。また、着丈は膝が隠れるミモレ丈やロング丈を選ぶと、ぐっと上品で今っぽい印象になりますよ。

春夏の赤コーデ着こなしポイント
暖かく日差しが心地よい春夏シーズンには、軽やかな素材感で赤を取り入れるのが素敵です。見た目にも涼しげなリネンやコットン素材の赤いワンピースは、一枚で主役になるアイテム。
爽やかさをプラスしたいなら、白のアイテムと組み合わせるのが鉄板です。例えば、赤いワンピースに白いカーディガンを羽織ったり、白いスニーカーやサンダルを合わせたりすると、クリーンで夏らしいフレッシュなスタイルが完成します。かごバッグやクリア素材のアクセサリーを合わせるのも、季節感が出ておすすめです。
シーズン別!秋冬も映える赤カーディガンコーデ


- 秋冬の赤コーデ着こなしポイント
- 赤いワンピースコーデの垢抜け術
- 赤いカーディガンを着回すコツ
- 赤コーデに合わせるアウター選び
- 小物使いで赤コーデを格上げする方法
- まとめ:40代・50代の赤コーデで華やかに
秋冬の赤コーデ着こなしポイント
落ち着いた色味が増える秋冬の街並みに、こっくりとした深い赤は美しく映えます。この季節は、暖かみのある素材で赤を取り入れるのがポイントです。なめらかなウールやカシミヤのニット、コーデュロイ素材のスカートなどがおすすめです。
秋冬の赤コーデは、ブラウンやキャメル、グレーといった温かみのあるベーシックカラーと相性抜群。赤いニットにブラウンのチェック柄パンツを合わせたり、グレーのコートの差し色にしたりすると、季節感のあるおしゃれな着こなしが楽しめます。足元はショートブーツやローファーを合わせると、バランス良くまとまります。
赤いワンピースコーデの垢抜け術
一枚で着るだけでなく、少し工夫を加えるだけで赤いワンピースコーデの幅はぐっと広がります。例えば、ワンピースの下にデニムやレギンスパンツを重ね着するだけで、こなれたカジュアルスタイルに早変わり。
また、シャツワンピースなら前を開けて、ロングカーディガンのように羽織るのも素敵です。縦のラインが強調されてスタイルアップ効果も期待できます。足元をきれいめなパンプスからあえてカジュアルなスニーカーに変えるだけでも、気負わない大人の休日コーデが完成しますよ。
・パンツとのレイヤードでカジュアルダウン
・シャツワンピースは羽織りとしても活用
・足元をスニーカーにして抜け感を出す
赤いカーディガンを着回すコツ


コーディネートの名脇役である赤いカーディガンは、一枚持っていると非常に重宝します。シンプルな白Tシャツとデニムの組み合わせにさっと肩掛けするだけで、フレンチシックな装いに。
また、ボタンを全て留めてプルオーバーのニットのように着るのもおすすめです。スカートやパンツにタックインすれば、きちんと感のある上品なスタイルが作れます。暗い色のアウターが多くなる秋冬には、コートの中から赤をちらりと覗かせるだけで、コーディネート全体が明るく華やかな印象になります。
赤コーデに合わせるアウター選び


アウターは面積が大きいため、その選択がコーディネート全体の印象を大きく左右します。赤いワンピースやトップスにどんなアウターを合わせるかで、見せたい雰囲気をコントロールできます。
下の表に、代表的なアウターの色と、それが与える印象をまとめました。シーンやなりたいイメージに合わせて選んでみてくださいね。
アウターの色 | 与える印象 |
---|---|
ベージュのトレンチコート | 上品でクラシック、女性らしい |
黒のレザージャケット | シャープでモダン、かっこいい |
ネイビーのブレザー | 知的でクリーン、きちんと感 |
グレーのウールコート | シックで都会的、洗練されている |
小物使いで赤コーデを格上げする方法
赤コーデを成功させる最後の仕上げは、小物使いです。主役である赤を引き立てるため、バッグや靴は黒、ベージュ、ブラウンなどのベーシックカラーで上質なものを選ぶのが正解。色がたくさん入るとごちゃついた印象になってしまうので、小物の色を統一するとまとまりが出ます。
アクセサリーは、華奢で上品なデザインのものがおすすめです。パーソナルカラーに合わせて、イエベの方ならゴールド、ブルベの方ならシルバーを選ぶと、顔まわりがより一層明るく見えます。パールのアクセサリーも、赤の華やかさを品良く引き立ててくれるので、どんなシーンでも活躍する万能アイテムです。
まとめ:40代・50代の赤コーデで華やかに
この記事では、40代・50代の女性が自信を持って赤コーデを楽しむためのポイントを詳しく解説しました。最後に、大切な要点をリストでおさらいしましょう。
- 赤コーデの基本はニュートラルカラーとの組み合わせ
- 初心者は小物やカーディガンから挑戦するのがおすすめ
- 40代・50代にはボルドーなど深みのある赤が似合う
- パーソナルカラーに合う赤を選ぶと肌が綺麗に見える
- 素材はハリがあり肉感を拾わないものがベスト
- シルエットはAラインやIラインでスタイルアップ
- 着丈はミモレ丈かロング丈で上品に
- 春夏はリネン素材や白との組み合わせで爽やかに
- 秋冬はウール素材や暖色系カラーと合わせて温かみを
- ワンピースはパンツとのレイヤードで着回せる
- シャツワンピースは羽織りとしても活躍
- カーディガンは肩掛けやトップス風にも着られる
- アウターは色によって印象をコントロールできる
- バッグや靴は上質なベーシックカラーを選ぶ
- アクセサリーは華奢なデザインで品良くまとめる