40代・50代痩せ型女性に似合うのはどんなファッション？貧相に見えない選び方

痩せている人には太っている人にはわからない悩みがあります。痩せていると、どんな服でも似合うように思われがちですが、こんな悩みがあります。

「痩せていて何を着ても貧相に見える」
「ガリガリで女らしく見えない」
「服に着られているように見える」

貧相にみられていると思うと「やせていて羨ましい」と言われても嬉しくないですよね。そんな40代〜50代の痩せ型さんの悩み解決法をご紹介します。

痩せ型のNGファッションの攻略法

アファフォー、アラフィーの痩せ型さんが着ると貧相に見えてしまうNGファッション。痩せていることを悩んでいる方は、体が薄かったり、骨張っている部分をうまく隠すと、「やせぎす」から「ほっそりしたスタイルがいい人」に変身できます。

痩せている人が選んでしまいがちなNGファッションをご紹介するので、苦手なアイテムは避けて下さいね。

スキニーパンツ・タイトスカートなどのピッタリしたボトムス

体のラインが出るスキニーパンツやタイトスカートは、女らしい曲線が少なく、骨張った体を目立たせてしまいます。痩せ型さんは、ぴったりした洋服は苦手なアイテムです。

スキニーパンツのように細身のシルエットのパンツを選ぶ場合は、ハリのある素材を選びましょう。伸縮性がある素材は細さを強調してしまうので、伸縮性がない固めの生地がおすすめです。

タイトスカートを選ぶ場合は、膝下丈でハリのある生地がおすすめ。ストレートなスカートの方が体のラインを拾わないので痩せ型さんに向いています。

そして、トップスはふんわりとしてお尻まで隠れる長さだと、豊かな胸やお尻があるように錯覚させることができます。

細い腕を出すノースリーブ

二の腕が細すぎて悩む方は、ノースリーブはNG。二の腕は隠して見せないのが一番です。

それでも、最近の夏は暑いのでノースリーブが着たくなる日もありますよね。どうしてもノースリーブが着たい日は、目立つバングル、大きな腕時計をして、骨張った二の腕に視線が行かないようにしましょう。

薄いカーディガン、ストールを羽織るのもおすすめです。

首のシワが目立つ胸元が開いた服

顔は丁寧にお手入れしても、忘れがちなのが首。乾燥して肌がしぼんだように見える「縦じわ」ができると、年齢を感じさせやすい部分です。痩せ型の女性は首回りの脂肪も少なく、デコルテが寂しくなりがちです。

胸元が開いた服は、痩せ型の40代・50代は避けた方がよいアイテム。特に、ヘアスタイルがショートカット場合は骨っぽさを目立たせてしまいます。

もしも、胸元が開いた服を着る場合は、首元にストールを巻いて華やかさをプラスしましょう。

痩せ型の40代・50代に似合う服選び5つのポイント

痩せ型の薄くて骨張った体型を隠すには、デザイン、色、素材、サイズ、柄の選び方が重要なポイントです。選び方を間違えると、やせぎすな体型を強調してしまいます。

それぞれのポイントを詳しく解説しますね。

デザイン

やせ型の体型をふんわりと覆い隠して、やわらかく見せるデザインを選びましょう。体にぴったりとフィットして、骨張ったラインを拾うようなデザインは避けてください。

フリルがついたトップスやギャザースカートなどボリュームがあるデザインが似合います。

色

色には膨張色と収縮色があります。膨張色はふくらんで広がって見える色、収縮色は引き締まって小さく見える色です。

黒などのダークな色は引き締まって見えるので、痩せている体型の人が着ると、細さを強調してしまいます。痩せ型の体型を女性らしく柔らかなイメージに見せるためには広がって見える膨張色である白や淡い色の洋服を着ましょう。

肌を明るくみせたい場合は、光を集める効果がある白系のトップスを着ましょう。色白に見せたい場合は、上半身はダークな色で下半身を白っぽい色にするとバランスが取れます。

素材

痩せ型の女性は、体のラインを拾う柔らかい素材よりも、ハリがあって硬めの素材がおすすめです。ハリがある生地は体と布の間に空間を作ってくれるので、体のラインを柔らかく見せてくれます。

シルク、カシミア、などの柔らかい素材、落ち感がある素材は、骨っぽさを強調してしまう素材。厚手のコットンや麻、ウールはハリがあるのでおすすめです。

サイズ

痩せ型の女性はサイズ選びも慎重にしましょう。ぴったりのジャストサイズだと、体の薄さが目立ちますし、大きいサイズを着ると洋服に着られている感が出てしまいます。

体と服の間に余裕がある少し大きめのゆとりがあるサイズを選ぶと、細すぎる体を包み込んでくれます。

今持っているジャストサイズの服はどうしよう？という時は、トップスの場合は、上からロングカーディガンやジレを羽織れば大丈夫。重ね着しても太って見えないのは痩せ型さんのメリットです。

柄

痩せ型の女性は小さな柄が得意です。小花柄やドット柄など小さくて細かい柄が視線を散らしてくれるのでおすすめです。

痩せ型の40代・50代に似合う洋服のデザイン：トップス

太っている人が着痩せして見せるためには「首・手首・足首」の三首を見せるという方法があります。痩せ型の女性は、三首を見せるテクニックの逆のことをすると、細すぎる体を女性らしく見せることができます。

つまり、首回り・手首・足首を見せない洋服がおすすめ。

春夏のトップス

痩せ型さんの春夏のトップスは、胸の開きが少なくて、ふんわりした袖がおすすめです。

VネックよりはUネックやポートネックだと、薄い胸が目立ちません。カットソーはぴったりサイズではなく、少し大きめでゆとりがあるサイズで厚手の生地がおすすめ。

ブラウスは、ボウタイブラウスやフリルが付いたブラウスだとボリュームが出るので女性らしい柔らかさが作れます。

トップスの袖は、ノースリーブは避けて、パフスリーブやボリューム袖などボリュームがある袖を選ぶと失敗しません。

秋冬のトップス

40代・50代の痩せ型女性は、冷え性の方も多いのではないでしょうか。秋冬は、手首まで隠す「萌え袖」にすると、暖かくて痩せている手首も隠せるので一石二鳥です。

痩せて貧相に見えてしまう首回りは、ストールを巻いたり、オフタートルネックのセーターでボリュームを出しましょう。

ニットやセーターは、ざっくりしたローゲージのニットや編み目が複雑な模様ケーブルニットがおすすめ。ぴったりしたリブニットは体の薄さを際立たせるので避けた方が無難です。

ぴったりしたニットやカットソーを着る時は、重ね着してボリュームを出しましょう。

痩せ型の40代・50代に似合う洋服のデザイン：ボトムス

痩せ型さんに似合うボトムスは「体のラインを拾わない」「ロング丈」「硬い素材」が似合います。

柔らかい素材よりもデニムなどの硬い素材で足首も隠れるロング丈だと、細すぎる腰や足首を隠せます。ピッタリしたスキニーデニムを着る場合は、上半身はお尻よりも下の長い丈でふんわりしたシルエットのトップスにすると、痩せすぎ感がやわらぎます。

スカートの場合は、タイトスカートよりも、厚手の生地のストレートスカート、台形スカートでロング丈が似合います。ギャザースカートやフレアースカートなどボリュームがあるスカートも痩せ型さんが得意なスカートです。

痩せ型の40代・50代に似合う洋服のデザイン：小物

ストール

痩せ型体型の40代・50代女子は首回りが寂しい印象になりがちです。ストールは首回りを華やかにしたり、肩にかければノースリーブから出ている痩せた二の腕を隠してくれる便利なアイテム。

使いやすいベージュやライトグレー、アクセントになるブルーや赤を持っていると幅広く役に立ちます。

ブーツ

太っている人が足首を見せると着痩せするように、足首を隠すと、痩せすぎの印象が薄くなります。

足首が見えるボトムスの時は、ハイカットのスニーカーやブーツを履くと、全身のバランスが良くなります。

バングル

薄着になる夏に、細すぎる腕を目立たなくしてくれるのが、ブレスレットやバングル。太めのバングルや細いブレスレットを重ね付けすると、アクセサリーに視線がいくので、腕が目立ちません。

痩せ型に似合うコーディネート

痩せ型の40代、50代に似合う洋服のデザイン・素材・色などのポイント、似合う洋服を解説しました。いよいよコーディネートです。

体のラインを拾わないデザイン、ハリがあるしっかりした素材、広がって見える白っぽい色、ジャストサイズではなくて少し大きめのサイズの洋服を選んだら、意識したいのがコーディネートするときのシルエットです。

痩せ型の40代、50代はAライン、Iラインのシルエットを意識してコーディネートしましょう。

Aライン

全身のシルエットがアルファベットのAの形になるAライン。痩せ型さんの場合は、足首まで届くようなロング丈でAラインを作るのがおすすめです。

トップスはハリがある素材でフリルがついたブラウスでボリュームを出して、ウエストラインを見せると女性らしい柔らかさが作られて足長効果も得られます。

ピッタリしたリブニットとコーディネートしてしまうと、ガリガリに痩せているように見えてしまうので、Aラインでコーディネートする時もトップスはゆとりがあるサイズがおすすめです。

Iライン

Iラインのストレートなシルエットも痩せ型さんにおすすめのコーディネート。Iラインのワンピースは硬めの素材がおすすめです。柔らかい素材のワンピースは体のラインを拾ってしまうので、痩せている感が出てしまいます。

足元にボリュームがあるブーツを履くと、バランスが良くなります。

重ね着

痩せ型さんのメリットは重ね着しても太って見えないこと。普通は重ね着すると、ボリュームが出て太って見えますが、痩せ型さんは重ね着しても大丈夫です。

スキニーパンツを履いた時は、上半身はボリュームを出さないと貧弱に見えてしまいます。重ね着で上手にボリュームを出しましょう。