冬の厳しい寒さ対策、本当に大変ですよね。多くの方がユニクロの超極暖を頼りにしていると思います。その暖かさ、お値段、手軽さ、本当に魅力的です!
でも、「暖房の効いた満員電車やオフィスに入ると汗ばんできて、外に出た瞬間、その汗でかえってヒヤッとする…」なんて経験はありませんか?
そうなんです、ユニクロ超極暖はとっても優秀なんですが、実は「汗冷え」という、ちょっとした弱点も持っているんです。この記事では、なぜそんなことが起きるのかを分かりやすくお話しつつ、その弱点をしっかりカバーしてくれる、本当に賢い「暖かいインナー」を探している女性にご紹介します。
もう「インナー選びで失敗したくない!」というあなたのために、冬のライフスタイルや悩みにぴったりの「次の一着」を一緒に見つけていきましょう。
- ユニクロ超極暖で「汗冷え」しちゃうホントの理由
- 失敗しないインナー選び!「じっとり保温」と「さらっと保温」
- 超極暖の次を探すなら!専門ブランドのレディースインナー5選
- あなたの悩みにピッタリな「本当に暖かいインナー」の見つけ方
ユニクロの超極暖より暖かいインナー【レディース編】

- 超極暖で「汗冷え」する理由
- 静的保温と動的保温の違いとは
- 目的別インナー選びの重要性
- 暖かいインナー5選の比較表
- 1. モンベル スーパーメリノウール
- 2. ひだまり 極
超極暖で「汗冷え」する理由

ユニクロのヒートテック、特に超極暖があんなに暖かいのは、「吸湿発熱」という仕組みのおかげなんですよね。これは、私たちの肌から常に出ている目に見えない水蒸気(汗の赤ちゃんみたいなものです)を繊維がキャッチして、それを熱に変えてくれるんです。
じっとしている時は、この機能が本当に優秀で、私たちをポカポカにしてくれます。これが「静的保温力」です。でも、この仕組みが、時として弱点になってしまうんです…。
そのカギを握るのが「レーヨン」という素材。レーヨンは水分を吸って熱を生み出すのが得意なんですが、一度びっしょりと汗をかいてしまうと、それを乾かすのがちょっと苦手なんです。だから、通勤電車やオフィスなどでかいた汗が乾かないまま、濡れたインナーが肌にペタッ…。その水分が蒸発する時に、体温まで一緒に奪ってしまって、「ヒヤッ!」とした寒さを感じてしまう。これが「汗冷え」の正体なんです。
得意なこと: じっとしている時に、体をポカポカ暖め続けること。
苦手なこと: 汗をかいた時、それを素早く乾かせず「汗冷え」しやすいこと。
だから、アクティブに動く日や、寒い屋外と暖かい室内を行ったり来たりする日には、ちょっと不向きな場合があるんです。
静的保温と動的保温の違いとは

インナー選びで失敗しないために、とっても大事なポイントが2つあります。それが「静的保温力」と「動的保温力」という言葉。ちょっと難しそうに聞こえますが、全然そんなことないですよ!
静的保温力(じっと保温)
これは、体をあまり動かさない状態、つまり「じっとしている時」の暖かさのことです。
例えば:暖房の効きがイマイチな部屋でのデスクワーク、寒いキッチンでの立ち仕事、子どもの屋外イベントをじっと見守る時など。
ユニクロ超極暖や、後でご紹介する「ひだまり」は、この力がとっても強いインナーです。
動的保温力(さらっと保温)
こちらは、逆に「動いて汗をかいた時」でも、汗冷えしないで快適な暖かさをキープしてくれる力のこと。
例えば:スキーやスノボ、冬のランニング、雪かき、子どもと公園で本気で走り回った後など。
「モンベル」や「ミズノ」の製品は、この力が抜群に優れています。
あなたが「寒い!」と感じる瞬間は、どちらのシーンが多いですか? ご自身の生活スタイルがどちらの保温力を求めているかを知ることが、賢いインナー選びの第一歩になりますよ。
目的別インナー選びの重要性
そうなんです、ユニクロ超極暖は「静的保温(じっとり保温)」は得意ですが、「動的保温(さらっと保温)」が求められるシーンでは、ちょっと力が及びにくいんですね。「超極暖なのに寒い…」と感じていたとしたら、それはインナーが悪いんじゃなくて、このミスマッチが原因だったのかもしれません。
でも、安心してください!世の中には、その「汗冷え」問題を解決するために作られた、頼もしい専門インナーがたくさんあるんです。
例えば、こんな「あるある!」な悩みはありませんか?
- 駅まで早足で歩いて汗だく、電車に乗った途端に冷房が直撃して凍えそう…
- スキーで楽しんだ後、リフトの上でブルブル震えてしまう
- 冬の屋外イベント、足元からジンジン冷えてきて辛い
- なんだか化学繊維のインナーって肌がチクチクして、暖かくても我慢できない
- 超極暖よりもう一枚、毛布にくるまってるみたいな安心感が欲しい!
これらの具体的なお悩みは、超極暖とは違う素材や技術で作られたインナーを選ぶことで、驚くほどスッキリ解決できることが多いんです。これからご紹介する5つの製品は、それぞれ「こんなシーンで困っている人」を助けるために生まれてきた、いわば「お悩み解決インナー」なんです。
暖かいインナー5選の比較表
ユニクロ超極暖ではカバーしきれない、私たちのわがままな(でも切実な!)ニーズに応えてくれる、専門ブランドのレディースインナー5選を比べてみました。あなたの悩みを解決してくれるのはどの子か、チェックしてみてくださいね。
| 製品名 | 価格目安 | 保温(じっとり) | 保温(さらっと) | 汗処理の速さ | こんな方におすすめ! |
|---|---|---|---|---|---|
| モンベル スーパーメリノウール EXP. | ¥10,340 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | アクティブ派・敏感肌さん |
| ひだまり 極 | ¥9,350 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 屋外でじっとする・末端冷え性さん |
| ミズノ ブレスサーモ EXプラス | ¥7,150 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ウィンタースポーツ・自転車通勤ママ |
| グンゼ ホットマジック 極 | ¥4,730 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 着心地重視の日常使い・オフィスに |
| ザ・ノース・フェイス エクスペディションホットクルー | ¥12,100 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | おしゃれも機能も欲しい派 |
1. モンベル スーパーメリノウール EXP.
アウトドア好きならおなじみ、「モンベル」が誇る最強クラスのウールインナーです。これは「動く時」も「じっとしている時」も、どっちも高レベルで快適にしてくれる優等生なんですよ。
最大の特徴は、なんといっても「メリノウール」という上質な天然素材。ウールって聞くとチクチクしそうですが、これは別物。とっても繊維が細くて、肌触りが優しいんです。しかも、ウールは「汗冷えしにくい」という化学繊維にはないスゴイ力を持っています。「天然のエアコン」とも呼ばれていて、汗をかいてもムレにくく、快適な湿度を保ってくれるんです。
さらに、モンベル独自の特別な編み方で、生地に暖かい空気の層をたっぷり確保。だから、すっごく暖かい!冬の登山やスキーはもちろんですが、「化学繊維は肌がカユくなる…」という敏感肌の方にこそ、一度試してほしい逸品です。
暖かさのヒミツ: 天然素材メリノウール + 空気を溜め込む特別構造
推しポイント: 汗冷え知らずで肌に優しい。天然の防臭効果も嬉しい!
こんなシーンに: 冬季登山、スキー、雪中キャンプ、そして敏感肌さんの日常使いに
2. ひだまり 極(きわみ)
「とにかくじっとしている時の寒さが耐えられない!」という方に、本気でおすすめしたいのがコレ。「ひだまり」は、極寒の海で働く漁師さんたちのために開発された、まさに「暖かさの最終兵器」とも言える日本のブランドです。
秘密は「三重構造」の生地。特に肌側に使われている「ダンロン®」という特殊な素材がすごくて…。体温を外に全く逃さず、外の冷気をシャットアウトする「まるで魔法瓶」みたいな断熱性を誇ります。
そして驚くのが、このダンロン®、水を一滴も吸わないんです。だから汗をかいても肌は常にサラサラ!汗は全部、外側の生地が吸ってくれるので、汗冷えの心配もありません。ただし…その分、生地は「薄手のスウェット?」と思うくらい厚手です(笑)。着ぶくれは覚悟の上で、とにかく「動かなくても暖かい」という絶対的な安心感が欲しい方には、これ以上のものはありませんよ。
暖かさのヒミツ: 魔法瓶みたいな三重構造 + 特殊素材ダンロン®
推しポイント: 妥協ゼロの「静的保温力」。肌面は常にサラサラ!
こんなシーンに: 屋外でのスポーツ観戦、冬のバイク、釣り、末端冷え性の方、断熱性の低いお家での生活に
超極暖より暖かいインナーの選び方

- 3. ミズノ ブレスサーモEXプラス
- 4. グンゼ ホットマジック極
- 5. ザ・ノース・フェイス
- 暖かいレディースインナーのQ&A
- 敏感肌の女性におすすめは?
- ユニクロ超極暖より暖かいインナーまとめ
3. ミズノ ブレスサーモEXプラス
「冬でもアクティブに動きたい!」そんな女性の強い味方が、スポーツメーカー「ミズノ」の「ブレスサーモ」です。ユニクロと同じ「吸湿発熱」なんですが、さすがアスリート向け、性能が違います。
この子の真価は、運動した時にこそわかります。ブレスサーモは、超極暖よりももっとパワフルに汗(水蒸気)を熱に変えてくれるんです。しかも、汗を素早く乾かす力もすごい。だから、激しく動いて汗をかいても、肌はドライなまま暖かさをキープ!あのイヤ〜な汗冷えを徹底的に防いでくれます。
「EXプラス」は、その中でも一番暖かい最上位モデル。動きやすいように考えられた立体裁断で、着心地もバツグンです。スキーやスノボ、冬のランニング、あと自転車でのお子さんの送り迎えなど、「寒いけど、動くと汗もかく」というシーンに最強ですよ。
暖かさのヒミツ: アスリート仕様の強力な「吸湿発熱」
推しポイント: 汗冷えを絶対に防ぎたい時の信頼感。動きやすくて消臭効果も!
こんなシーンに: ウィンタースポーツ、冬のランニング、自転車通勤・通園
4. グンゼ ホットマジック 極(きわみ)
「超極暖の暖かさには満足してるけど、もう少し着心地が良ければなぁ…」とか「もっと肌触りが優しいのがいいな」なんて思っている方に、ぜひ試してほしいのがコレです。
日本の老舗肌着メーカー「グンゼ」の最上位ラインで、まさに「超極暖の正統進化版」といった感じ。高性能な吸湿発熱繊維「eks®(エクス)」を使っていて、「綿肌着7枚分の暖かさ」というキャッチコピー通り、じっとしていても本当に暖かいんです。しかもこの繊維、湿気を吸うだけでなく「吐き出す」力にも優れているので、超極暖よりムレにくいのが嬉しいポイント。
でも、一番の魅力は、なんといっても肌触り!日本の技術が生んだ「極上起毛」は、ふんわり柔らかくて、まるで毛布に包まれているみたい…。さらに、脇に縫い目がない「丸胴編み」で、肌ストレスもゼロ。日常使いのインナーを最高レベルにしたい、という願いを叶えてくれます。
暖かさのヒミツ: 高機能な「吸湿発熱」+ ムレにくい放湿性
推しポイント: とろけるような「極上起毛」の肌触りと、縫い目のない着心地
こんなシーンに: 毎日の通勤、オフィスワーク、とにかく着心地と暖かさを両立させたい!
5. ザ・ノース・フェイス エクスペディションホットクルー
「インナーも、やっぱりお洒落じゃなきゃ嫌!」「どうせならアウターから見えても可愛いのがいい」そんなファッション感度の高いあなたには、もうコレ一択かもしれません。
世界的なブランド「ザ・ノース・フェイス」の高機能インナーです。暖かさの秘密は「光電子®(KODENSHI®)」という技術。これは、自分の体温(遠赤外線)を繊維がキャッチして、それを効率よくお肌に送り返してくれるんです。だから、ヒーターみたいに熱くなるんじゃなくて、自分の体温でじんわ~り自然に暖かいのが続きます。
もちろん、厚手の起毛生地で断熱性もバッチリ。でも、最大の魅力はやっぱりデザイン!クルーネックの形が絶妙で、アウターから覗いても「あ、肌着見えてる…」感がゼロ。むしろ「あえて見せてる」お洒落なカットソーとして大活躍します。お値段は張りますが、インナーとトップスの二役をこなしてくれる、賢い一着です。
暖かさのヒミツ: 自分の体温を再利用する「光電子®」の輻射熱
推しポイント: インナー感ゼロのデザイン性。一枚でもサマになる!
こんなシーンに: お洒落に決めたい日の防寒、冬キャンプ、見せるインナーとして
暖かいレディースインナーのQ&A
高機能インナーって、ちょっとお高いし、色々疑問もありますよね。ここでスッキリ解決しちゃいましょう。
- やっぱり、厚手のインナーって着ぶくれしませんか?
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わかります!冬のお洒落で着ぶくれは天敵ですもんね。正直に言うと、今回ご紹介した中で「ひだまり 極」は、あの暖かさと引き換えに、かなりの厚みがあります。スリムなニットの下に着るのは難しいかもしれません。
でも、それ以外の4つ(モンベル、ミズノ、グンゼ、ノース・フェイス)は、すっごく暖かいのに、アウターに響きにくいようスリムに作られています。特にミズノやグンゼは、体のラインにきれいにフィットしてくれるので、着ぶくれの心配はほとんどいりませんよ。
- お洗濯って、面倒だったりしませんか?
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そうそう、お手入れも大事ですよね。やっぱりデリケートな素材が多いので、少しだけ気遣ってあげると長持ちします。
特に「モンベル」のメリノウールは、ウール専用の中性洗剤(おしゃれ着用洗剤でOKです)を使って、ネットに入れてあげるのがおすすめです。ほとんどの高機能インナーは、その機能を守るために「乾燥機NG」なことが多いです。でも、速乾性が高いものが多いので、部屋干しでもすぐ乾きますよ。買う時に、洗濯表示をチラッと確認しておくと安心ですね
- 正直、お値段が…。本当にその価値、ありますか?
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うーん、確かに、超極暖に比べると、初期投資はかかりますよね。でも、これ、長く使ってみると「コスパ良かったかも」と思えることが多いんです。
というのも、専門ブランドの製品は、やっぱり作りがしっかりしていて耐久性が高いんです。超極暖が1~2年で「あれ?なんか薄くなってきた?」と感じることがあっても、ちゃんとお手入れすれば5年以上、暖かさも着心地も変わらず愛用できるものがザラにあります。
何より、冬のあの「ヒヤッ!」とする不快感や、「寒い…」と縮こまるストレスから解放されるのは、プライスレスな価値があると思いますよ。冬の快適さと健康を守る「投資」として、考えてみるのはいかがでしょうか?
敏感肌の女性におすすめは?
30代を過ぎてから、「なんだか肌がデリケートになったかも…」と感じる方、少なくないですよね。化学繊維のインナーでチクチクしたり、乾燥してカサカサしたり…。そんな敏感肌さんには、もう迷わず「モンベル スーパーメリノウール EXP.」をおすすめします!
理由は、やっぱり天然素材の「メリノウール」だから。ウールと聞くと、昔のセーターみたいにチクチクするイメージかもしれませんが、今のメリノウールは全然違います。私たちの髪の毛よりも細いくらい、しなやかな繊維でできているので、肌触りが本当に柔らかくて優しいんです。
「どんな化学繊維インナーもダメだったけど、これだけは大丈夫だった」という声も多いんですよ。それに、ウールが持つ天然の「湿度コントロール機能」や「抗菌防臭効果」も、肌を快適でクリーンな状態に保ってくれるのを助けてくれます。暖かさと、お肌への優しさをどっちも諦めたくない!というあなたの、きっと強い味方になってくれますよ。
ユニクロ超極暖より暖かいインナーまとめ
今日は、ユニクロ超極暖の「汗冷え」問題を解決してくれる、頼もしいインナーたちをご紹介しました。長くなりましたが、最後にポイントをまとめますね。
- ユニクロ超極暖は「じっとり保温」は得意だけど「汗冷え」が弱点
- インナー選びは「じっとり保温(静的)」と「さらっと保温(動的)」どっちが必要か考えるのがカギ
- あなたの「寒い!」と感じるシーンに合わせて、インナーの得意分野を選ぶのが失敗しないコツ
- 【モンベル】は天然ウールで万能選手!敏感肌さんの救世主
- 【ひだまり 極】は「じっとり保温」の王様。屋外で動かない時の最強装備
- 【ミズノ】は「さらっと保温」の専門家。スポーツや汗をかく日の汗冷え防止に
- 【グンゼ 極】は超極暖のアップグレード版。日常使いで「とろける肌触り」を
- 【ノース・フェイス】は「見えても可愛い」お洒落インナー。自分の体温でじんわり暖かい
- 汗かきさん、汗冷えが悩みなら「ミズノ」か「モンベル」
- とにかくじっとしている時の底冷えが辛いなら「ひだまり 極」か「グンゼ 極」
- 肌がデリケートで化学繊維が苦手なら、絶対に「モンベル」のメリノウール
- お値段は張るけれど、耐久性が高く、冬の快適さを買う「投資」になる
- 超極暖の弱点を理解して、シーンに合わせて賢く「使い分ける」のが一番!
- 「なんとなく」じゃなく、「私のこの悩みを解決するため」に選ぶのが大切です
- この記事が、あなたが本当に快適な冬を過ごすための一着を見つけるヒントになりますように








