黒が似合わない!イエベ春・秋、ブルベ夏の黒コーデのコツとおすすめ黒コーデ

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黒コーデが似合わない

ファッションの定番で、誰にでも似合うはずの「黒」。それなのに、自分が着るとなんだか顔色が悪く見えたり、印象が重たくなったり…そんな風に感じた経験はありませんか?

実はそれ、あなたのパーソナルカラーが関係しているのかもしれません。特に、パーソナルカラー診断でイエベ秋やイエベ春、またはブルベ夏と診断された方は、黒が似合わないと感じやすい傾向にあります。

この記事では、なぜ黒が似合わないパーソナルカラーがあるのか、その理由を深く掘り下げて解説します。さらに、イエベ秋・イエベ春の方が黒を着る時の大切なポイントや、ブルベ夏さんにぴったりの着こなしのコツを、今日からすぐに真似できる具体的なテクニックと合わせてたっぷりご紹介。

もう「黒が似合わないから」とおしゃれを諦める必要はありません。この記事を読めば、自分に似合う黒の取り入れ方が分かり、明日からのファッションがもっと楽しくなりますよ。

  • 黒が似合わないパーソナルカラーとその科学的理由
  • 誰でも実践できる黒コーデ5つの共通テクニック
  • イエベ春・秋、ブルベ夏それぞれのタイプ別着こなし術
  • 黒の代わりに使える!各タイプに似合う万能な「締め色」
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目次

黒が似合わない原因と5つの共通テクニック

POINT
  • 黒が似合わないのはパーソナルカラーが理由
  • 顔色が悪く見える?黒がもたらす影響
  • 素材と質感で黒の印象を和らげるコツ
  • ボトムスや小物で黒を取り入れる方法
  • Vネックやシアー素材で「抜け感」を演出

黒が似合わないのはパーソナルカラーが理由

パーソナルカラー診断

「黒が似合わない」と感じる根本的な原因は、ご自身のパーソナルカラーと、黒という色が持つ特性が調和していないことにあります。パーソナルカラーは、生まれ持った肌や髪、瞳の色に自然に馴染む色のグループのことで、「イエベ春」「ブルベ夏」「イエベ秋」「ブルベ冬」の4つの季節に例えられます。

この中で、黒を最も得意とするのは「ブルベ冬」タイプの方々です。黒は、青みがかっていて(クール)、光を吸収するほど暗く(ダーク)、そして非常にハッキリとした強い(ストロング)色。この特性が、クリアでシャープ、そして都会的な印象を持つブルベ冬の方々の魅力と完璧にマッチするのです。

一方で、イエベ春・秋、ブルベ夏タイプの方は、それぞれが持つ色の特性(明るさ、温かみ、柔らかさ、穏やかさなど)と黒の持つ「冷たく、暗く、強い」という特性が正反対。そのため、まるで繊細な水彩画にいきなり太い油性ペンで線を描くような違和感が生まれ、「似合わない」と感じやすくなるのです。

顔色が悪く見える?黒がもたらす影響

黒が似合わない!イエベ春・秋、ブルベ夏の黒コーデのコツとおすすめ黒コーデ 顔色が悪く見える?黒がもたらす影響

黒い服を着た日に、鏡を見て「なんだか疲れて見える…」と感じたり、人から「顔色が悪いよ?」と心配されたりするのは、決して気のせいではありません。これには、光の物理的な性質が関係しているんです。

黒という色は、あらゆる波長の可視光線を吸収してしまう性質を持っています。プロのカメラマンが撮影で使う「レフ板」が、光を顔に反射させて肌を明るく、ツヤやかに見せるのとは、全く逆の現象が起きてしまうわけです。

顔のすぐ近くに黒があると、本来顔に当たるべき光まで吸収されてしまい、顔全体に影が落ちやすくなります。その結果、目の下のクマやほうれい線、シミといった肌のアラが普段より目立ってしまったり、頬の自然な血色感が失われて見えたり…。

これが、「疲れている」「きつい」「老けて見える」といったネガティブな印象に繋がってしまうのです。

なるほど!黒を着ると顔の輪郭がぼやけて見える気がするのも、光が足りなくなるからなんですね。

素材と質感で黒の印象を和らげるコツ

黒が似合わない!素材と質感で黒の印象を和らげるコツ

黒が持つ「重くて硬い、フラットな」印象は、素材や質感の力を借りるだけで驚くほど和らげることができます。同じ「黒」という色でも、どんな素材を選ぶかで顔映りは劇的に変わります。ぜひ、素材選びをマスターしましょう。

印象を劇的に変える素材選びのポイント

光沢のある素材で光を味方に
シルクやサテン、エナメルのように、表面がキラキラと光を反射する素材を選びましょう。光を顔周りに集めてくれるので、レフ板のような効果が生まれ、肌を明るく生き生きと見せてくれます。

透け感のある素材で軽さを出す
シフォンやレース、オーガンジーなどのシアーな素材は、肌の色が透けることで黒の色が中和され、重たさを軽減してくれます。空気をはらむような軽やかな雰囲気が出るのも魅力です。

柔らかい質感の素材で優しさをプラス
ふんわりとしたカシミヤニットやモヘア、温かみのあるツイードなどは、黒のシャープで冷たい印象を和らげ、優しく親しみやすい印象を与えてくれます。

反対に、厚手でマットなコットンのTシャツや、重厚感のあるウールなどは、黒の持つ重さをそのまま反映してしまうため、似合わないと感じやすい方は避けるのが賢明です。素材の力を借りて、黒を自分らしく着こなしてみてくださいね。

ボトムスや小物で黒を取り入れる方法

黒が似合わない! ボトムスや小物で黒を取り入れる方法

黒がもたらす顔色への影響は、当然ながら顔に近ければ近いほど大きくなります。そこでおすすめしたいのが、黒を顔から物理的に離れた場所で取り入れるという、シンプルかつ非常に効果的なテクニックです。

例えば、トップスにはベージュやラベンダーといったご自身の得意な色を選び、黒はパンツやスカート、シューズといったボトムスや小物で活用する方法。黒は収縮色なので、下半身に取り入れることでスタイルアップ効果も期待でき、一石二鳥です。

また、どうしても黒いトップスが着たい日は、得意な色の「緩衝地帯(カラーバッファー)」を顔との間に作ってあげましょう。得意な色のスカーフを巻いたり、インナーに得意な色のタートルネックを仕込んで襟元からチラ見せしたり。顔周りに得意な色のピアスやイヤリングを着けるだけでも、顔映りが格段に良くなりますよ。

Vネックやシアー素材で「抜け感」を演出

黒が似合わない! Vネックやシアー素材で「抜け感」を演出

全身を黒で覆ってしまうと、まるで「壁」のような圧迫感が生まれ、見る人に重たい印象を与えてしまいます。そこで重要になるのが、コーディネートの中に意図的に「抜け感」を作ることです。

Vネックやスクープネックのトップスでデコルテをすっきりと見せたり、ノースリーブで腕を出したりと、適度に肌を見せることで、色の圧迫感を効果的に軽減できます。特に「首・手首・足首」の3首を見せることを意識すると、難しいテクニックなしで簡単にすっきりとした印象になります。シャツの袖を少しだけまくってみる、といった小さな工夫も有効です。

また、ボーダーや花柄、チェック柄など、黒が柄の一部として使われているアイテムを選ぶのも大変おすすめです。黒一色よりも断然軽やかさが出て、得意な色と一緒に無理なく取り入れやすくなります。

【タイプ別】イエベ春・秋、ブルベ夏の黒コーデのコツ

【タイプ別】イエベ春・秋、ブルベ夏の黒コーデのコツ
POINT
  • イエベ春・イエベ秋の似合わせコーデ
  • ブルベ夏はソフトな着こなしを意識して
  • 黒を着る時のメイクで血色感をプラス
  • 黒の代わりに使える!万能な締め色3選
  • Q&A:黒コーデのよくあるお悩み
  • まとめ:黒が似合わない人のためのコーデ術

イエベ春・イエベ秋の似合わせコーデ

イエベ春・イエベ秋の似合わせコーデ

同じイエローベースでも、明るくフレッシュな春タイプと、深みがありシックな秋タイプでは、似合う黒の着こなし方が少し異なります。それぞれのタイプの魅力を引き出すポイントを見ていきましょう。

イエベ春(スプリング)さん

明るくクリアなビタミンカラーが得意なイエベ春さん。黒の持つ暗さや重さに負けないよう、得意なブライトカラーを大胆に組み合わせるのが大正解です。黒のスキニーパンツにコーラルピンクのニットを合わせたり、黒のワンピースにブライトイエローのカーディガンを肩掛けしたり。

顔周りがパッと華やぎ、ハッピーなオーラが溢れます。素材はシルクやサテン、エナメルなど、キラキラとしたツヤや光沢のあるものを選んで、生き生きとした魅力をさらに輝かせましょう。アクセサリーは、迷わず華やかなゴールドを選んでくださいね。

黒のサテンキャミワンピースに、アイボリーのシアーシャツを羽織るスタイルも、トレンド感があって素敵!

イエベ秋(オータム)さん

こっくりと深みのあるアースカラーが得意なイエベ秋さん。黒を着るなら、カーキやテラコッタ、マスタードといった得意色と組み合わせ、黒をアースカラーパレットに溶け込ませるのが鉄則です。

黒の冷たさが中和され、洗練されたこなれた印象が生まれます。素材は、スエードやコーデュロイ、リネンといった、マットでナチュラルな風合いのものを選びましょう。リッチで穏やかなご自身の雰囲気にしっくりと馴染みます。アンティーク調のゴールドアクセサリーも、イエベ秋さんの得意アイテムです。

イエベ秋さんの鉄板コーデ

シンプルな黒のリブニットに、カーキのベイカーパンツやキャメルのロングコートを合わせるスタイルは、イエベ秋さんの魅力を最大限に引き出す、知的でクラシックな王道の組み合わせです。

ブルベ夏はソフトな着こなしを意識して

柔らかく穏やかなパステルカラーが似合うブルベ夏さんは、黒の持つ「強さ」が最も苦手なタイプかもしれません。ブルベ夏さんが黒を素敵に着こなす最大の鍵は、あらゆる方法で黒の印象を「軽く」「柔らかく」することです。

まず、色選びの段階で純粋なジェットブラックではなく、少しグレーがかったチャコールグレーや、墨黒のようなソフトブラックを選ぶのがおすすめです。

組み合わせる色は、ラベンダーやパウダーブルー、ローズピンクといった、得意なソフトでクールなカラーを。素材は、シフォンやハイゲージニット、レースなど、風に揺れるような軽やかで繊細な質感のものがベストマッチです。黒の重さを感じさせない、優雅でエレガントなスタイリングを心がけてみてくださいね。

黒を着る時のメイクで血色感をプラス

黒を着る時のメイクで血色感をプラス

黒い服を顔周りに持ってくると決めた日は、いつもより少しだけメイクに気を配ることが、とても大切なポイントになります。特に、黒が吸収してしまう「血色感」と「ツヤ(光)」を、メイクで意識的にプラスしてあげましょう。

チークやリップは、それぞれのパーソナルカラーに合った血色カラーを選び、自然な血色を再現するようにふんわりと乗せてみてください。

  • イエベ春さん:ピーチピンクやコーラル系のクリームチークで、内側から滲むような血色感を
  • イエベ秋さん:テラコッタやベージュオレンジ系のリップで、ヘルシーで洗練された印象に
  • ブルベ夏さん:ローズピンクやラベンダー系のパウダーチークで、透明感のある柔らかな頬を演出

また、ハイライトを使って頬骨の高い位置や鼻筋、目頭にツヤを足すことで、黒に負けない明るさと華やかな立体感を演出できます。特にブルベ夏さんは、ブルーやラベンダー系のコントロールカラー下地で肌全体の透明感を仕込んでおくと、顔色が悪く見えるのを防げますよ。

黒の代わりに使える!万能な締め色3選

黒の代わりに使える!万能な締め色3選

「いろいろ試したけれど、やっぱり黒がしっくりこない…」そんな時は、無理に黒に固執する必要はありません。

黒と同じような引き締め効果を持ちながら、もっと柔らかく、それぞれのパーソナルカラーに素敵に馴染む「締め色」たちがたくさんあります。

パーソナルカラーおすすめの締め色
イエベ春温かみのあるウォームネイビー、明るいチョコレートブラウン
イエベ秋こっくりとしたダークブラウン、知的なディープカーキオリーブ
ブルベ夏柔らかいチャコールグレー、上品なソフトネイビー、赤みのあるココアブラウン

これらの色は、黒のようにコーディネート全体を引き締めつつも、顔色をくすませることなく、よりあなたらしい洗練された印象に見せてくれます。ぜひクローゼットに加えてみてください。

Q&A:黒コーデのよくあるお悩み

(どうしても黒のトップスが着たい時はどうすればいい?

顔周りに得意な色のスカーフを巻いたり、イエベならゴールド、ブルベならシルバーのツヤのある大ぶりのアクセサリーをプラスして光を集めるのがおすすめです。また、深いVネックやオフショルダーでデコルテをしっかり見せ、黒が顔に与える影響範囲を狭めるのも非常に効果的ですよ。

黒いワンピースを着る時の注意点は?

黒の面積が大きくなるワンピースは、素材選びが成功の9割を決めると言っても過言ではありません。イエベ春ならツヤのあるもの、イエベ秋ならリネンやコットン、ブルベ夏ならシフォンやレースなど、軽やかで得意な質感のものを選んでください。また、得意な色のカーディガンを肩掛けしたり、ウエストに得意な色のベルトを巻いて視線を分散させたりするのも、スタイルアップして見えるおすすめのテクニックです。

まとめ:黒が似合わない人のためのコーデ

今回は、「黒が似合わない」と感じる方のために、その原因と具体的な解決策をたっぷりご紹介しました。最後に、大切なポイントをもう一度リストで振り返ってみましょう。

  • 黒が似合わないのはパーソナルカラーとのミスマッチが原因
  • 黒は光を吸収する性質があり顔色を暗く見せがち
  • 似合わせる鍵は5つの共通テクニックにある
  • テクニック1:素材と質感で黒の印象を和らげること
  • 光沢・シアー・柔らかな素材が得意な味方
  • テクニック2:顔から離れたボトムスや小物で取り入れること
  • パンツやスカート、靴やバッグなら誰でも挑戦しやすい
  • テクニック3:得意色を「緩衝材」として使うこと
  • スカーフやインナー、アクセサリーで顔周りを明るくする
  • テクニック4:肌見せや柄物で黒の面積を減らすこと
  • Vネックや3首見せで「抜け感」を意識する
  • テクニック5:純黒を避け、自分に似合う「締め色」を見つけること
  • イエベ春は「明るい暖色」と「ツヤ感」が絶対条件
  • イエベ秋は「アースカラー」と「マットな質感」でこなれ感を演出
  • ブルベ夏は「ソフトな寒色」と「軽やかな素材」でエレガントに
  • 黒を着る日はメイクで「血色感」と「ツヤ」をプラスするのを忘れずに
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この記事を書いた人

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