テーパードパンツとスニーカーが合わない?40代・50代大人の正解コーデ

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大人のテーパードパンツとスニーカーコーデ

テーパードパンツとスニーカーの組み合わせ、素敵だなと思って試してみたけれど、なんだか「合わない」と感じていませんか?

スタイルが良く見えるはずなのに、なぜか野暮ったくなったり、足元だけ浮いて見えたり…。特に40代を過ぎると、どんなコーデが正解なのか迷ってしまいますよね。

でも、ご安心ください。その「合わない」と感じるのには、はっきりとした理由があるんです。

この記事では、なぜテーパードパンツとスニーカーのコーデがうまくいかないのか、その原因を詳しく解説します。さらに、大人の女性が洗練された印象で着こなすための、スニーカー選びのコツや具体的なコーデまで、分かりやすくご紹介しますね。

  • 「合わない」と感じる3つの大きな理由
  • 大人の女性に似合うスニーカーの選び方
  • 体型のお悩みをカバーする着こなし術
  • シーン別のお手本コーデと垢抜けのコツ
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目次

テーパードパンツとスニーカーが合わない理由

テーパードパンツとスニーカーが合わない理由
POINT
  • テーパードパンツとスニーカーの基本
  • 「合わない」と感じる主な原因とは?
  • 足元のボリューム感がコーデの鍵
  • パンツと素材感を合わせるテクニック
  • やってはいけないNGコーデ例
  • 40代女性の体型お悩み別解決法

テーパードパンツとスニーカーの基本

テーパードパンツは、腰回りや太ももにはゆとりがありつつ、裾に向かって徐々に細くなっていくシルエットが特徴ですよね。この形は、脚のラインをきれいに見せてくれると同時に、履き心地も楽なので、大人の女性にとって心強いアイテムです。

ただ、この「裾が細い」という特徴が、実はコーディネートの重要なポイントになります。裾が細いことで、人の視線は自然と足元、つまりスニーカーに集まりやすくなるんです。これを「視覚的ファネル(漏斗)効果」と呼ぶこともあります。

だからこそ、どんなスニーカーを選ぶかが、コーデ全体の印象を決定づける「結論」のような役割を果たします。テーパードパンツの魅力を最大限に引き出すも、逆に損なってしまうも、スニーカー選びにかかっていると言っても過言ではないんですよ。

「合わない」と感じる主な原因とは?

テーパードパンツとスニーカーが「合わない」と感じる主な原因とは?

では、なぜ「合わない」と感じてしまうのでしょうか。その原因は、決して「テーパードパンツやスニーカーが似合わない」からではありません。多くの場合、以下の3つのポイントのどれかが、うまくかみ合っていないだけなんです。

「合わない」を生む3つの原因

1. 足元のボリューム感(プロポーション)
パンツの細い裾と、スニーカーの大きさのバランスが取れていない。

2. 素材感のミスマッチ(フォーマリティ)
きれいめなパンツと、カジュアルすぎるスニーカーなど、素材の持つ雰囲気がちぐはぐになっている。

3. 着こなし(丈感と抜け感)
パンツの丈が長すぎたり、足首の見せ方がうまくいっていなかったりする。

これらのポイントを一つずつ見直していけば、あなたのコーデも必ず洗練された印象に変わりますよ。

足元のボリューム感がコーデの鍵

テーパードパンツとスニーカーが「合わない」と感じる主な原因とは?足元のボリューム感がコーデの鍵

「合わない」と感じる最大の原因は、パンツのシルエットとスニーカーの「ボリューム感」が衝突しているケースです。

テーパードパンツのすっきりとした細い裾に対して、ソールが厚すぎるスニーカーや、幅が広くてゴツいデザイン、いわゆる「ダッドスニーカー」やハイテク系スニーカーを合わせたと想像してみてください。どうしても足元だけが重く、悪目立ちしてしまい、全体のバランスが崩れてしまいます。

目指すべきは、パンツの細いきれいなラインを邪魔せず、そのまま足元まですらりと繋げてくれるような、ローカットでスリムなシルエットのスニーカーです。アディダスのスタンスミスやコンバースのオールスターといった定番モデルが長年愛されているのは、まさにこの「脚のラインを尊重する」デザインだからなんですね。

パンツと素材感を合わせるテクニック

テーパードパンツとスニーカーが合わない?パンツと素材感を合わせるテクニック

大人の女性が特に気をつけたいのが、この「素材感」です。意外と見落としがちなポイントなんですよ。

例えば、お仕事用にも使えるような、ウールやツイードの上品できれいめなテーパードパンツがあるとします。そこに、スポーティーなメッシュ素材のランニングシューズを合わせたら、どうでしょうか?なんだかちぐはぐな印象になってしまいますよね。

大人の着こなしでは、この「素材のフォーマリティ(品格)」を合わせることが大切です。

  • ウールやとろみ素材のきれいめパンツには、レザーやスエードといった上質な素材のスニーカーを。
  • コットンチノやデニムといったカジュアルなパンツには、キャンバス素材やベーシックなレザースニーカーを。

このように素材感を合わせるだけで、コーデ全体に統一感が生まれ、ぐっと品良くまとまります。

やってはいけないNGコーデ例

テーパードパンツとスニーカーが合わない?やってはいけないNGコーデ例

ここで、40代以上の女性が特に避けたい「NGコーデ例」を具体的に確認しておきましょう。

  • 1. ボリュームがありすぎるゴツいスニーカー
    前述の通り、足元だけが重くなり、アンバランスで野暮ったい印象になります。
  • 2. 裾がスニーカーの上で溜まっている
    パンツの丈が長すぎて、裾がスニーカーの上でくしゅくしゅと溜まってしまうと、清潔感がなくなり、だらしない印象を与えてしまいます。
  • 3. 派手すぎる色やデザイン
    あまりに派手な色や、過度にスポーティーなデザインは、コーデから浮いてしまい、子供っぽく見えてしまう原因にもなります。

これらの点を避けるだけでも、印象はかなり改善されますよ。

40代女性の体型お悩み別解決法

テーパードパンツは視線が足元に集まりやすいため、ご自身の体型のお悩みが逆に目立ってしまうのではないかと心配される方もいらっしゃいます。でも、選び方や着こなし方次第で、上手にカバーできるんですよ。

足首が太いのが気になります…

無理に足首を見せようとするよりも、いっそハイカットスニーカーで隠してしまうのも一つの有効なテクニックです。その際、パンツから靴へのラインが途切れないよう、パンツとスニーカーの色を近い色で揃えると、すっきりと見えますよ。

脚を長く見せたいのですが…

脚長効果を狙うなら、パンツとスニーカーの色を同系色(特に黒やネイビーなどの暗めの色)で揃えるのが一番おすすめです。視覚的な分断がなくなり、Iラインが強調されて、一本の長いラインが生まれます。クロップド丈などで肌色を見せるよりも、フルレングスで繋げたほうが効果的な場合もあります。

テーパードパンツに合うスニーカーとコーデ

POINT
  • 大人の女性におすすめのスニーカー5選
  • 定番「白スニーカー」の着こなし術
  • オフィスで浮かないきれいめコーデ
  • 休日向けカジュアルコーデのコツ
  • 足首と靴下の見せ方で差をつける

大人の女性におすすめのスニーカー5選

「じゃあ、具体的にどんなスニーカーを選べばいいの?」という方のために、テーパードパンツと相性が良く、大人の女性にもおすすめの定番モデルを5つご紹介しますね。

スニーカーモデル特徴おすすめコーデ
アディダス スタンスミス上品なレザー素材。シンプルでクリーンなデザイン。きれいめパンツ、セットアップ、通勤コーデ
コンバース ジャックパーセルオールスターより大人向け。クッション性が高く快適。カジュアルチノ、デニム、きれいめカジュアル
ニューバランス CM996細身でスタイリッシュなシルエット。歩きやすさも抜群。スリムテーパード、通勤コーデ、休日のお出かけ
VANS オールドスクール気取らないカジュアル感。サイドのラインがアクセントに。デニム、チノパン、リラックスコーデ
きれいめブランドのレザースリッポンシンプルで万能。着脱も楽ちん。どんなパンツにもOK。特に忙しい朝に便利

これらはどれも、テーパードパンツのすっきりしたシルエットを邪魔しない、スリムなデザインが特徴です。

定番「白スニーカー」の着こなし術

テーパードパンツとスニーカーが合わない?定番「白スニーカー」の着こなし術

大人のスニーカーコーデに欠かせないのが「白スニーカー」ですよね。どんな色のパンツにも合わせやすく、コーディネートに清潔感と軽快さをプラスしてくれる、本当に万能なアイテムです。

ただし、40代以上の女性が選ぶなら、素材感は大切にしたいところ。元気な印象のキャンバス地も素敵ですが、一歩間違うとカジュアルすぎたり、安っぽく見えてしまったりすることも。できれば、スタンスミスのようなレザー(天然皮革やスムースな合皮)素材を選ぶと、ぐっと上品に、リッチな印象でまとまります。

そして、白スニーカーは汚れが命取り。だらしなく見えないよう、こまめなお手入れも忘れないようにしたいですね。

オフィスで浮かないきれいめコーデ

テーパードパンツとスニーカーが合わない?オフィスで浮かないきれいめコーデ
スニーカーで通勤してみたいけど、オフィスで浮かないか心配で…。

そんな風に感じている方も多いかもしれませんね。でも、ポイントさえ押さえれば、オフィスシーンにもスニーカーは上手に取り入れられますよ。

オフィスコーデのコツ

1. セットアップに合わせる
テーパードパンツのセットアップ(同素材のジャケットやジレがあるもの)に、あえてクリーンな白レザースニーカーを。かっちりした中にほどよい「抜け感」が生まれます。

2. きれいめパンツ + シンプルスニーカー
ネイビーやグレー、黒といったベーシックカラーのウールパンツに、スタンスミスやジャックパーセルなど、デザインがごくシンプルなスニーカーを合わせます。

3. 上品なアウターを羽織る
ブレザーやトレンチコートなど、かっちりしたアウターを羽織るだけで、全体の印象が引き締まり、スニーカーでもきちんと感が出ますよ。

休日向けカジュアルコーデのコツ

テーパードパンツとスニーカーが合わない?休日向けカジュアルコーデのコツ

休日は、オフィスコーデよりも少しリラックス感をプラスしたいですよね。テーパードパンツは、カジュアルコーデも得意です。

例えば、ハイウエストのテーパードデニムに、ボーダーのカットソーをタックイン。足元はコンバースやVANSで軽快にまとめれば、フレンチシックな休日スタイルの完成です。

また、ミントグリーンやラベンダーといったきれい色のカラーテーパードパンツもおすすめです。トップスにはゆったりした白ニットなどを合わせ、足元はニューバランスなどで快適さも重視。リラックスしつつも、手抜きに見えない大人のカジュアルコーデが楽しめます。

かごバッグや大ぶりのアクセサリーなど、小物で季節感を出すと、よりおしゃれな印象になりますよ。

足首と靴下の見せ方で差をつける

テーパードパンツとスニーカーが合わない?足首と靴下の見せ方で差をつける

テーパードパンツの着こなしで、スニーカーのボリューム感と同じくらい大切なのが、「足首」の扱いです。
コーデに「抜け感(軽やかさ)」を出すために、足首はすっきりと見せたいところ。

そのためには、パンツの丈を、くるぶしがちょうど見える「アンクル丈」や、それより少し短い「クロップド丈」に設定するのがベストです。丈が長すぎて裾が溜まってしまう場合は、お直しに出すか、ロールアップして調整しましょう。

そして、悩むのが「靴下」ですよね。

靴下選びのポイント

1. 一番簡単なのは「ノーショーソックス」
スニーカーの中に隠れて見えない、くるぶし丈のソックスです。これなら悩む必要がなく、クリーンに足首を見せることができます。

2. 見せるなら「色を揃える」
もし靴下を見せる場合は、パンツの色、またはスニーカーの色のどちらかに揃えるのが鉄則です。統一感が出て、脚長効果も期待でき、失敗がありません。

3. 色や柄物は上級者向け
あえて反対色や柄物のソックスをアクセントにするのは、かなり高度なテクニックです。まずは簡単な方法から試してみるのがおすすめですよ。

テーパードパンツとスニーカーで垢抜けるコツ

テーパードパンツとスニーカーのコーデが「合わない」と感じていた方も、ポイントさえ押さえれば、きっと自信を持って着こなせるようになります。最後に、大人の女性が垢抜けるためのコツをまとめますね。

  • 「合わない」原因はボリューム・素材・丈感
  • テーパードパンツは足元に視線が集まる
  • スニーカーはスリムでローカットが基本
  • 厚底やゴツいデザインは避ける
  • パンツの素材とスニーカーの素材感を合わせる
  • ウールパンツにはレザースニーカーが好相性
  • 白スニーカーはレザー素材で上品に
  • パンツの裾がスニーカーの上で溜まらないように
  • 足首を見せる「抜け感」が大切
  • 靴下はノーショーソックスが一番簡単
  • 靴下を見せるならパンツか靴と同系色に
  • 体型カバーも可能(ハイカットや同系色コーデ)
  • オフィスではきれいめアイテムと合わせる
  • スタンスミスや996は通勤にもおすすめ
  • まずは定番モデルから試してみましょう
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この記事を書いた人

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