骨格診断でナチュラルタイプと分かったけれど、「なんだかタートルネックが似合わない…」と感じていませんか?実は、骨格ナチュラルさんがタートルネックやハイネックを着こなすには、ちょっとしたコツがあるんです。
スタイリッシュなフレームを持つ骨格ナチュラルさんだからこそ、似合わないと感じる原因と、その魅力を最大限に引き出す選び方があります。
この記事では、なぜ骨格ナチュラルはタートルネックが似合わないと言われるのか、その理由から、あなたにぴったりの一枚を見つけるためのポイント、そして明日から真似できるコーディネート術まで、詳しくご紹介します。
もうタートルネック選びで迷わない、新しい自分を発見してみませんか?
- 骨格ナチュラルに似合わないタートルネックの理由
- 似合うタートルネックを見つけるための3つのコツ
- スタイルアップを叶えるコーディネート術
- 手持ちニットを活用する上級者テクニック
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骨格ナチュラルに似合わないタートルネックの特徴

- 骨格ナチュラルの身体的な特徴とは
- 骨格ナチュラルがタートルネックで失敗する理由
- 骨格ナチュラルがタートルネックで似合わないのはなぜ?
- NGなタートルネックの具体的なデザイン
- 似合わない素材とフィット感の解説
- 首が詰まって見えるハイネックも要注意
骨格ナチュラルの身体的な特徴とは

骨格ナチュラルさんの魅力は、なんといってもスタイリッシュなフレーム感にあります。ファッションモデルにも多い体型で、骨や関節がしっかりしているのが特徴です。
具体的には、鎖骨や肩、膝などがはっきりとしていて、全体的に直線的なシルエットを持っています。筋肉や脂肪といった肉感的な印象よりも、骨格そのものが際立つイメージですね。
このしっかりとしたフレームがあるからこそ、ラフでカジュアルなアイテムやオーバーサイズの服を「着られている感」なく、かっこよく着こなすことができるんですよ。肌の質感はマットな傾向があり、リネンやコットンなどの天然素材がとてもよく似合います。
骨格ナチュラルがタートルネックで失敗する理由

では、なぜそんな素敵な骨格ナチュラルさんがタートルネックで失敗しやすいのでしょうか。その理由は、タートルネックのデザインが、骨格ナチュラルさんの特徴を裏目に出させてしまうことがあるからです。
特に、身体にぴったりフィットする薄手のタートルネックは要注意。首元が詰まることで、しっかりとした鎖骨や肩のラインをかえって強調してしまうことがあります。肉付きが少ないデコルテ部分が悪目立ちし、「寂しい」「貧相」といった印象を与えてしまうことも少なくありません。
また、肩幅がしっかりしているため、タイトなトップスは肩のラインを拾いすぎて、がっしりとした印象を強めてしまうのです。
骨格ナチュラルがタートルネックで似合わないのはなぜ?

骨格ナチュラルがタートルネックで似合わないと感じる最大の原因は、服が身体の「骨感」を拾いすぎてしまう点にあります。
ナチュラルさんの身体は、美しい直線と角度で構成されています。そこに、同じく直線的なラインを作るタイトなタートルネックを合わせると、硬い印象が重なり合ってしまい、角ばったイメージが過剰になってしまうのです。
本来のスタイリッシュな魅力を活かすためには、身体のフレームを隠すのではなく、その上にふんわりとボリュームを乗せてあげるような着こなしが理想的。ピタッとしたタートルネックは、その逆のアプローチになってしまうため、苦手アイテムと言われがちなのです。
NGなタートルネックの具体的なデザイン
具体的にどんなデザインを避けるべきか、チェックしていきましょう。特に注意したいのが、袖の付け方です。
肩の切り替え線がちょうど肩の骨の上に乗る「セットインスリーブ」と呼ばれる一般的なデザインは、肩のラインをはっきりと見せてしまいます。そのため、骨格ナチュラルさんが着ると、肩幅がより広く、がっしりして見えてしまう可能性があるのです。
特に、身体にフィットするサイズ感のものだと、その効果は顕著に現れます。もしクローゼットにこのようなデザインのニットがある場合は、着こなしに一工夫加えることで、印象を変えることができますよ。
似合わない素材とフィット感の解説
デザインと合わせて、素材とフィット感も非常に重要なポイントです。失敗を避けるために、以下の特徴を持つものは慎重に選びましょう。
薄手でハイゲージの素材
細い糸で滑らかに編まれたニットは、身体のラインをそのまま拾ってしまいます。鎖骨や肩の骨格が浮き彫りになりやすいので注意が必要です。
身体に密着するタイトなフィット
これが最も失敗しやすい要因です。骨感を強調し、硬い印象を与えてしまいます。
一般的なリブニット
伸縮性が高く身体にフィットするように作られているものが多いため、薄手の素材と同様にフレーム感を強調してしまうことがあります。
これらの要素が組み合わさると、骨格ナチュラルさんの持つ良さを消してしまう可能性があるので、試着の際にはぜひ意識してみてくださいね。
首が詰まって見えるハイネックも要注意
タートルネックと同様に、首元が詰まるデザインの骨格ナチュラル ハイネックも選び方には注意が必要です。
首にぴったりとフィットするネックラインは、首と顔の境界線をくっきりとさせてしまいます。すると、対比効果で顔が大きく見えてしまうことがあるのです。
特に、首が短めの方や、お顔の大きさが気になる方にとっては、この効果がより強く感じられるかもしれません。タートルネックやハイネックを選ぶ際は、首周りに少しゆとりがあるかどうかを一つの基準にすると、失敗が少なくなりますよ。
骨格ナチュラルにおすすめのタートルネックとコーデ術
- 似合うタートルネック選びの3つのポイント
- 骨格ナチュラルに似合うタートルネックの選び方
- バランスを整えるボトムス選びのコツ
- 重ね着でおしゃれ度をアップさせるテクニック
- 小物の使い方でこなれ感を演出
- 【まとめ】似合うタートルネックとコーデで着こなし上手に
似合うタートルネック選びの3つのポイント
ここからは、骨格ナチュラルさんの魅力を最大限に引き出す、似合うタートルネックの選び方を見ていきましょう。ポイントはたったの3つです。
1. 質感のある「素材」を選ぶ
見た目に表情のある、ざっくりとした素材感が得意です。生地の凹凸が骨感を優しくカバーしてくれます。
2. 「シルエット」はゆるっと
身体のラインを拾わない、オーバーサイズやリラックスフィットがマスト。こなれた雰囲気が生まれます。
3. 「ネックライン」にボリュームを
首周りにゆとりのあるデザインを選びましょう。顔周りを華やかに見せ、デコルテをふんわりとカモフラージュしてくれます。
この3つのポイントを意識するだけで、タートルネック選びがぐっと楽になりますし、失敗することもなくなります。
骨格ナチュラルに似合うタートルネックの選び方

3つのポイントを踏まえて、具体的にどんな骨格ナチュラル タートルネックを選べば良いのかを解説します。ショッピングの際に役立つ早見表もぜひ参考にしてください。
おすすめのデザインと素材
似合うのは、「ローゲージ」と呼ばれる太い糸でざっくり編まれたニットです。編み目が見えるようなケーブル編みや、幅の広いリブ編みなども立体感が出ておすすめです。
シルエットは、身体と服の間に空間が生まれるオーバーサイズを選びましょう。特に、肩の切り替え線が腕の方に落ちている「ドロップショルダー」は、肩のラインを曖昧にしてくれるので、華奢見え効果も期待できます。
ネック部分は、首にぴったりせず、くしゅっとたるむ「オフタートル」が最も得意なデザインです。
特徴 | 似合わない (NG) | 似合う (OK) |
---|---|---|
ゲージ/厚み | ハイゲージ、薄手、滑らか | ローゲージ、厚手、凹凸のある質感 |
フィット感 | タイト、身体に密着 | オーバーサイズ、リラックスフィット |
肩のデザイン | セットインスリーブ | ドロップショルダー、ドルマンスリーブ |
ネックライン | ぴったりフィット | オフタートル、ボリュームのあるハイネック |
素材 | 光沢のあるもの、繊細すぎるもの | ウール、コットンなど風合いのある天然素材 |
バランスを整えるボトムス選びのコツ

素敵なタートルネックを見つけたら、次はコーディネートです。骨格ナチュラルさんは、重心を下に持ってくる「下重心」のスタイリングを意識すると、全体のバランスがとても良く見えます。
ワイドパンツやストレートパンツ
ボリュームのあるタートルネックには、ワイドパンツやカーゴパンツ、ストレートデニムなどを合わせるのが王道です。上半身のボリューム感とバランスが取れ、スタイリッシュなIラインやYラインのシルエットが完成します。
ロング丈のスカート
マキシ丈やロング丈のAラインスカート、プリーツスカートも相性抜群。デニムやコーデュロイなど、少し重みのある素材を選ぶと、理想的な下重心バランスを作ることができます。
重ね着でおしゃれ度をアップさせるテクニック

重ね着が得意なのも骨格ナチュラルさんの強みです。レイヤードすることで、コーディネートに奥行きが生まれます。
ざっくりとしたタートルネックは、ロングコートやデニムジャケットのインナーとしても大活躍。異なる素材感を組み合わせることで、こなれ感のある冬スタイルが簡単に作れます。
また、キャミソールワンピースやVネックのジャンプスーツの中にタートルネックを重ねるのも人気のスタイルです。春夏アイテムを秋冬にも着回せるので、おしゃれの幅がぐっと広がりますね。
小物の使い方でこなれ感を演出

アクセサリーや靴といった小物は、コーディネートの仕上げに欠かせない重要な要素です。
アクセサリーの選び方
華奢で繊細なものより、少し大ぶりで存在感のあるアクセサリーの方が、しっかりとした骨格とのバランスが取りやすいです。タートルネックの上から長めのロングネックレスを着けると、胸元に縦のラインが生まれてすっきりとした印象になります。
靴の選び方
コーディネートの土台となる靴は、全体のバランスを左右します。華奢なパンプスよりも、厚底スニーカーやごつめのブーツなど、ある程度のボリュームがあるものを選ぶのがおすすめです。足元に重さを持たせることで、理想の「下重心」バランスが完成し、安定感のある着こなしになりますよ。
【まとめ】似合うタートルネックとコーデで着こなし上手に
骨格ナチュラルに似合わないタートルネックとおすすめのタートルネックとコーデについて解説しました。ポイントを押さえれば、タートルネックは骨格ナチュラルさんの強い味方になってくれます。この記事の要点をリストにまとめました。
- 骨格ナチュラルの魅力はスタイリッシュなフレーム感
- 似合わない原因はタイトな服が骨感を拾うから
- 薄手・ハイゲージ・ぴったりフィットは避けるのが無難
- 似合うのは「素材感」「ゆるいシルエット」「ボリュームネック」
- ローゲージやケーブル編みなどのざっくりニットがおすすめ
- 肩のラインを拾わないドロップショルダーが似合う
- 首周りにゆとりのあるオフタートルは得意なデザイン
- コーディネートは「下重心」を意識するのがコツ
- ボトムスはワイドパンツやロングスカートでバランスを取る
- 重ね着で奥行きとこなれ感をプラスする
- アクセサリーは大ぶりで存在感のあるものが似合う
- 靴はボリュームのあるデザインで重心を下に
- 手持ちのタイトなニットはインナーとして活用できる
- ネック部分はきれいに折らず無造作に着るのがおしゃれ
- 骨格診断は自分の魅力を知るためのヒント