骨格ウェーブに似合わないワンピースはある？失敗しない選び方

「骨格ウェーブだけど、なんだかワンピースがしっくりこない…」「お店で見て素敵だと思ったのに、実際に着てみると似合わない気がする…」そんな風に感じたことはありませんか？

骨格ウェーブさんは、その華奢で女性らしいボディラインがとっても魅力的ですが、だからこそ似合うワンピースとそうでないものがはっきりと分かれることがあるんです。

でも、大丈夫。この記事では、なぜ似合わないと感じるのか、その理由から、あなたにぴったりの一枚を見つけるための「失敗しない選び方」まで、分かりやすく徹底的に解説していきます。もうワンピース選びで迷わない、新しい自分に出会うためのヒントが満載ですよ。

骨格ウェーブに似合わないワンピースの特徴

骨格ウェーブが苦手な素材とデザイン

骨格ウェーブさんの魅力は、なんといってもその柔らかな肌質と曲線的なボディライン。

だからこそ、素材選びはとっても重要なんです。例えば、厚手のデニムやレザー、ざっくりとしたローゲージニットのような、硬くてハリのある素材は少し苦手。

身体の柔らかな質感と馴染みにくく、なんだか浮いて見えてしまう「質感のコンフリクト」が起きてしまうんですね。せっかくの女性らしいラインが隠れてしまい、服に着られているような印象を与えてしまうこともあるので、注意が必要です。

なぜ？着られている感が出るシルエット

最近トレンドのオーバーサイズのワンピース、ゆったりしていて楽ちんだけど、骨格ウェーブさんが着ると少し注意が必要です。

華奢な上半身が服の中で泳いでしまい、「着られている感」や、だらしない印象に見えてしまうことも。

また、ウエストに絞りのない寸胴なデザインや、ストンとしたIラインのシルエットも、せっかくのくびれを隠してしまい、下重心を強調してしまう原因になります。

骨格ウェーブさんの魅力を最大限に活かすには、シルエットにメリハリをつけることが大切なんです。

重心バランスが崩れる着丈とネックライン

ワンピースを選ぶとき、着丈やネックラインのデザインもスタイルアップの重要なカギを握っています。骨格ウェーブさんは、身体の重心が下半身にある「下重心」タイプ。

そのため、足首まで完全に隠れるマキシ丈は、さらに重心を下げてしまい、重たい印象に見せてしまうことがあるんです。

また、胸元が大きく開いた深いVネックやUネックも、華奢なデコルテを強調しすぎてしまい、寂しい印象や少し貧相な印象を与えてしまう可能性が。全体のバランスを見ながら選ぶことがポイントになります。

寂しい印象になるシンプルなワンピース

「シンプルイズベスト」という言葉がありますが、骨格ウェーブさんの場合、装飾がまったくないシンプルなワンピースは、かえって地味に見えたり、寂しい印象になったりすることがあります。

というのも、華奢な上半身は、フリルやリボンのような装飾を加えてあげることで、視線が上に集まり、全体のバランスが整うからです。

これを「足し算の美学」といい、他の骨格タイプとは違う、骨格ウェーブさんならではのスタイリング術なんですよ。装飾を上手に味方につけて、華やかさをプラスしてあげましょう。

実は似合わない意外な柄やディテール

デザインの細かな部分にも、似合う・似合わないのポイントが隠されています。

例えば、ウエストの切り替え位置が低い「ローウエスト」のデザインは、胴が長く見えてしまい、重心をさらに下げてしまうので避けた方がベター。

また、コントラストがはっきりした大きな花柄や太いボーダーなども、柄の印象が強すぎてしまい、繊細な骨格ウェーブさんの雰囲気とミスマッチを起こしてしまうことがあります。柄物を選ぶなら、優しくソフトな印象のものを選ぶのがおすすめです。

失敗しない骨格ウェーブのワンピース選び方

骨格ウェーブに似合う素材選びのコツ

骨格ウェーブさんの柔らかな魅力を引き立てるためには、素材選びが何よりも大切。身体のラインに優しく寄り添う、柔らかくて、とろみのある素材が大得意です。

例えば、シフォンやサテン、レーヨンのような落ち感のある素材は、動くたびに美しく揺れて、エレガントな印象を演出してくれます。また、身体にフィットするハイゲージのリブニットや、ツイードやベロアといった華やかな素材もおすすめです。

レースやチュールのような繊細で透け感のある素材も、女性らしさを引き立ててくれるので、ぜひ試してみてくださいね。

スタイルアップが叶うシルエットの法則

骨格ウェーブさんのスタイルアップを叶える「黄金のシルエット」を知っておきましょう。

まず、上半身はコンパクトで裾に向かって広がる「Aライン」。気になる下半身を自然にカバーしつつ、華奢な上半身をきれいに見せてくれます。

そして、最も得意なのが、ウエストがきゅっと締まってスカートがふわりと広がる「Xライン（フィット＆フレア）」です。女性らしいくびれを最大限に引き立て、誰もがうらやむ美シルエットを叶えてくれますよ。

どちらのシルエットも、ウエスト位置が高い「ハイウエスト」デザインを選ぶことが、脚長効果を出すための絶対条件です。

華やかさをプラスする装飾のポイント

シンプルなデザインが少し寂しく見えがちな骨格ウェーブさんは、「足し算のスタイル」を意識するのが正解。

特に、視線が自然と上に集まるように、上半身に装飾のあるデザインを選ぶのがおすすめです。例えば、パフスリーブやフレンチスリーブのような袖にデザインのあるものや、胸元にフリルやリボン、ギャザーがあしらわれたものは、上半身に華やかさをプラスしてくれます。

ネックラインは、鎖骨に沿って横に広がるボートネックやスクエアネックを選ぶと、デコルテを美しく見せながら華奢さをカバーできるので一石二鳥です。

苦手デザインを克服する着こなし術

「このワンピース、デザインは好きだけど骨格ウェーブには似合わないかも…」と諦めるのはまだ早いですよ。少しの工夫で、苦手なデザインも素敵に着こなすことができるんです。

例えば、重心が下がりがちなマキシ丈ワンピースは、ショート丈のカーディガンやジャケットを羽織って視線を上に集めましょう。ウエストマークのない寸胴シルエットのワンピースには、細めのベルトをプラスするだけで、あっという間にメリハリのあるXラインが完成します。

苦手なアイテムも、着こなし次第であなたの魅力を引き出す味方になってくれます。

全体のバランスを整える小物選び

ワンピース一枚だけでなく、合わせる小物までこだわるのがおしゃれ上級者への近道です。骨格ウェーブさんは、全体的に華奢で軽やかな印象を大切にしたいので、小物もそれに合わせるのがセオリー。

アクセサリーは、キラキラと輝く小ぶりなものや、顔周りで揺れる繊細なデザインを選ぶと、視線が上に集まりスタイルアップに繋がります。バッグも大きすぎるものよりは、小ぶりで女性らしいデザインのものが好相性。

足元は、華奢なパンプスやバレエシューズ、ストラップサンダルなどで軽やかさを演出すると、全体のバランスが美しくまとまりますよ。

トレンドを取り入れたコーデのヒント

実は、最近のファッショントレンドは骨格ウェーブさんにとって嬉しいものばかりなんです。例えば、シアー素材のトップスや、クロップド丈のジャケットなどは、まさに骨格ウェーブさんの得意分野。

ワンピースの上にシアーシャツを羽織ったり、クロップド丈のジャケットを合わせたりするだけで、一気に今っぽい着こなしが完成します。

トレンドを上手に取り入れることで、「自分の体型に合わせる」という視点から、「トレンドが私に合っている！」というポジティブなファッションの楽しみ方ができますよ。

骨格ウェーブのワンピース選び方まとめ

最後に、この記事のポイントをリストで振り返ってみましょう。これさえ押さえれば、明日からのワンピース選びがもっと楽しく、もっと簡単になるはずです。

• 素材は硬く厚いものを避け、柔らかく軽いものを選ぶ
• シフォンやとろみ素材、ハイゲージニットが得意
• シルエットはオーバーサイズやIラインよりAラインやXライン
• ウエスト位置は「ハイウエスト」が絶対条件
• マキシ丈より膝下丈やミモレ丈で軽さを出す
• ネックラインは深いVネックよりボートネックやスクエアネック
• 上半身にフリルやリボンなど装飾があるデザインを選ぶ
• シンプルなデザインは寂しく見えがちなので注意
• 大きな柄より小花柄など繊細な柄が似合う
• ローウエストのデザインは避ける
• 苦手なデザインは羽織りやベルトで工夫する
• クロップド丈の羽織りはスタイルアップの強い味方
• アクセサリーは華奢で揺れるタイプがおすすめ
• バッグや靴も小ぶりで軽やかなものを選ぶ
• トレンドを味方につけてファッションを楽しむ